ロシアの大統領選ハッキング、トランプ氏は否定「ばかげている。民主党がやったんだ」

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ドナルド・トランプ次期大統領は、自身を勝たせるためにロシア政府が選挙に介入したとは思っていない。

アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は12月11日放送のFOXニュースのインタビューの中で、自分の代わりにロシア政府が2016年の選挙にサイバー攻撃で介入したと考えるのは「ばかげている」と述べた。ワシントンポストによると、9日にアメリカ中央情報局(CIA)などの情報機関はロシア政府がトランプ陣営を有利にするために攻撃を仕掛けたと結論付けた。しかしトランプ氏は「そうは思わない」と語った。

「ばかげた話だと思っている。それは単なる言い訳だ。私はそんな話を信じない。理由は分からないが、彼らはいろいろ言いたいだけだろう。毎週言い訳が出てくる。私たちは地滑り的に勝利し、大量の選挙人団を獲得した」とトランプ氏は討論番組「FOXニュース・サンデー」で述べた。(ただし、政治家の発言の真偽をチェックする「ファクトチェック・オルグ」によると、過去の大統領選と比較して「地滑り的勝利」とは言えない)

「ロシアなのか中国なのか他の誰かがやったのかは分からない。どこかのベッドに腰かけている誰かかもしれない。つまり、まったく分からないんだ」と、トランプ氏は語った。

CIAがワシントンポスト紙に情報を漏らしたことも「信じていない」と述べた。

「私は民主党がやったと思っている。彼らはこの国の政治史上最大の敗北をしたからだ。正直、彼らがやっていると思う。ばかげたことだ」

両政党の上院議員たちは11日、アメリカ国民は大統領選にロシアが介入したという報道を警戒すべきで、党派間の対立問題にすべきではないと相次いで発言した

共和党の重鎮ジョン・マケイン上院議員はCBSの報道番組「フェイス・ザ・ネイション」で「ロシアが介入したのは明らかだ。ある候補者を選出させようとして介入したのかどうかは分からないが、調査はすべきだと思う。ただ、彼らがこの選挙でハッキングをしたことは揺るぎない事実だ」と述べた。

マケイン氏はハッキングが大統領選に影響したと述べた。「毎週と言っていいほど新しい情報が出てきた」と、マケイン氏は語り、民主党全国委員会(DNC)がヒラリー・クリントン氏がバーニー・サンダース氏に勝つよう働きかけていたメールのやりとりや、クリントン陣営のメールが流出した問題を引き合いに出した。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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