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『君の名は。』に月刊ムー編集部が歓喜「世界観の一部になっていた」

2016年12月15日 17時19分 JST

興行収入200億円を突破し、歴代邦画で第2位となったアニメ映画『君の名は。』に、実在する意外な雑誌が登場することはご存じだろうか。創刊37年目を迎えた超常現象を扱う「月刊ムー」(学研プラス)だ。

青春映画になぜ超常現象系の雑誌が……。その謎に答えるインタビュー記事が、12月9日発売の「月刊ムー」2017年1月号に掲載された。

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新海誠監督のインタビューが掲載された「月刊ムー」2017年1月号

『君の名は。』の新海誠監督が自ら「月刊ムー」の愛読者だったことを明かした上で、映画中で取り上げた理由を明かしている。「表紙にはUFOや都市伝説に関わる見出しに混じって、「大ヒット映画『君の名は。』と月刊『ムー』の秘密を新海誠監督が語る!!」と大きくアピールしていた。記事から一部抜粋しよう。

「ムー」は小中学生のときによく読んでいました。『君の名は。』のサブキャラクターで勅使河原克彦(愛称:テッシー)という男子高校生が出てくるんですが、彼は「ムー」の愛読者。ヒロインの宮水三葉は男の子と心が入れ替わっていつもと違ったり、荒唐無稽なことをしたりするのですが、そのときに率先して助けてあげるんです。

それは、彼がひそかに三葉は好きだからなんですが、それだけだと説得力が弱いと思って、そういう不思議な現象を受け止める素養を示すためにも「ムー」を出したんです。

(略)テッシーのオカルト好きな側面が語られることは少ないので、ここではっきりいっておきたいですね。勅使河原にとって「ムー」はすごく重要なんです!

……と「月刊ムー」の役割を熱弁した新海監督。このインタビューには作中に登場する「ティアマト彗星」の由来や、新海監督が小学4年生くらいのときに見た「人魂みたいな謎の火球」など、ムーの愛読者が喜びそうな内容が満載されている。


■月刊ムー編集部「小道具として使われるかと思っていたら…」

なぜ月刊ムーは新海誠監督にインタビューしたのだろうか。ハフィントンポスト編集部がムー編集部に電話取材したところ、以下のようなコメントをもらえた。

「映画会社の東宝から学研プラスに『映画中で使わせていただきます』という連絡が入っていたので使われるのは知っていました。通常、私達の雑誌が映画で使われるときには、オカルト好きの少年の本棚に一瞬映るとか小道具として使われることが多いので、今回もそんなものだろうなとあまり期待していなかったのですが、映画を見てびっくりました。『ムー』が『ムー』として、テッシーの人格設定にも関わるように世界観の一部として使われていたからです。非常にうれしかったですね。それで新海監督に御礼をお伝えするとともに、改めてインタビューを申し込んだという次第です」

まだ発売から1週間も経過していないので売れ行きへの影響は不明だが、ネット上での反響は非常に大きいという。

■関連画像集「2015年に目撃されたUFO」

2015年に目撃されたUFO


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