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ベルリンのトラック突入 チュニジア人の男を公開捜査

2016年12月21日 22時45分 JST | 更新 2016年12月21日 22時57分 JST
Bundeskriminalamt

ドイツの首都ベルリンで、クリスマスマーケットに大型トラックが突っ込み12人が死亡した事件で、捜査当局は12月21日、24歳のチュニジア人の男が事件に関与した疑いがあるとして、公開捜査を始めた。マーケットに突っ込んだトラックから、この男の名前が記載された書類が見つかっていた。捜査当局は有力な情報を提供した人に最大で10万ユーロ(約1200万円)の懸賞金を支払うとして情報提供を呼びかけている。BBCなどが報じた。

男はアニス・アムリ容疑者。ロイターによると、アムリ容疑者の父らはチュニジアのラジオ局に、同容疑者は7年前にチュニジアを去ったと語った。不法移民として国を出たという。その後、学校に放火した罪により、イタリアで4年間服役した

CNNによると、アムリ容疑者は2015年7月にドイツに入国したとされる。亡命申請をしたが、拒否された。この時、チュニジア出身だと証明できる身分証明書がなく、強制送還の手続きはなされなかった。

アムリ容疑者は、イスラム過激派と接触した疑いから要注意人物としてマークされていた。同容疑者が一時滞在していたノルトライン・ウエストファーレン州のラルフ・イェガー内相は会見で、国家に対する重大な危険行為を計画していた疑いがあるとして、同州捜査当局がアムリ容疑者に対する捜査を始めていたことを明らかにした

ベルリンで起きたテロについては、過激派組織「イスラム国」(IS)系のニュースサイト「Amaq」が20日、事件はイラクとシリアでの戦闘に関与する国々を狙った「戦士」が起こしたと、事実上の犯行声明を出していた