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「その靴いいね」スニーカーを褒めた先生に、生徒たちがサプライズプレゼントしたのは...

2016年12月26日 00時13分 JST | 更新 2016年12月26日 22時38分 JST

(DYANI HEREDIA-URIAS)

アメリカ・カリフォルニア州ウェストコービナの高校で心理学を教えるテイラー・カービーは、クリスマス前に生徒たちから思いがけないプレゼントをもらった。

それはVansのスニーカー。実はカービーは、最初の授業で一人の生徒が履いていたVansのスニーカーを褒め、自分も同じ物が欲しいと話していた。

しかし、年末が近づいてもカービーがそのスニーカーを買っていないことに気付いた生徒たちは、12月19日にサプライズでそのスニーカーをプレゼントをすることにした。

カービーが箱を開ける瞬間を、生徒の一人、17歳のディアニ・ヘレディア・ユライアスが、Twitterに投稿した。

「クラスの一人が履いていたVansのスニーカーが好き、って先生が最初の授業で言ったから、皆でお金を出し合って買いました❤️」

この動画は現時点で、14万8000いいね!5万4000シェアされている。

カービーがハフィントンポストUS版に、プレゼントを受け取った時の気持ちを話してくれた。

「心の底から感動しました。こんな計画を立てているなんて、全く気付きませんでした。当初彼らがプレゼントを渡そうと計画していた日は、たまたま代理の先生が教える日だったということを、後から知りました。その日、代理の先生が残したレポートには、このクラスの生徒たちはおしゃべりばかりして授業を邪魔した、という手厳しいコメントが書かれていました。今になって思うと、そのことで彼らに罰を与えなくてよかったですよ」

サプライズプレゼント企画委員:左から、フェイ、ディアニ、オフィヴィア。そしてカービー(DYANI HEREDIA-URIAS)

この計画を立てたのは、ヘレディア・ユライアスと、友人フェイ、オリヴィアの3人だ。クラスメートたちは一人2ドル(約230円)ずつ出し合って、スニーカーを買った。

このクラスは、最高の意味でめちゃくちゃ、と語るカービーは、周りの人からよくこんな質問をされるそうだ。

「私が先生だと知ると、ほとんど誰もがこう聞きます『どうやって生徒たちとうまくコミュニケーションをとっているの?』」

その答えはシンプル。それは、“生徒たちを人間として扱うこと”だという。

「教師が生徒を人間である前に生徒だと考えると、教師が情熱ではなく仕事になってしまいます」

(DYANI HEREDIA-URIAS)

この考え方こそが、カービーが生徒に愛される理由なのかもしれない。それにしても、カービーを知らない多くの人にも、動画がいいね!やシェアされた理由はなんだろう。

ヘレディア・ユライアスはこう考えている。

「動画がこんなに広がった理由は、カービー先生の愛すべき人柄と正直なリアクションだと思います」

一方のカービーの考えはこうだ。

「2016年は、大荒れの一年でした。エゴが思いやりより大切であるかのように見えたかもしれません。そんな空気の中、“説得力のある主張をするより、良い行いをすることの方が大事だ”と、私たちの魂は感じたいのではないでしょうか。“親切や思いやりは時代遅れじゃない”というメッセージを世界に発信した生徒たちを、とても誇りに思います」

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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