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「私は双極性障害です」レイア姫のキャリー・フィッシャーは、心の病と闘う勇敢な戦士だった

2016年12月27日 23時03分 JST | 更新 2016年12月27日 23時58分 JST

12月27日に60歳で亡くなったアメリカの女優キャリー・フィッシャーは、映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫として知られているが、同時に心の病について声を上げてきた人物でもあった。

フィッシャーが、初めて自らの心の病を明かした当時、ハリウッドでメンタルヘルスの問題について発言する人はほとんどいなかった。

しかし、フィッシャーは双極性障害(躁うつ病)との闘いを包み隠さずに伝え、前向きなメッセージを発信し続けた。

レイア姫同様勇敢で、心の病に対する社会の偏見と闘う勇敢な戦士だったキャリー・フィッシャー。彼女が私たちに伝えた言葉の幾つかを、紹介しよう。

自らの心の病に向き合い、率直に語った

「私は、脳内で化学物質のバランスが上手くとれていません。それはつまり、最悪の場合は精神科にいかなければいけない、ということです……。心の病を抱えている、と公表するのは私にとって恥ずかしいことではありません。私はこれまでも、そして今も闘っています。『いつでもかかってこい』という気持ちです」

(KEVORK DJANSEZIAN VIA GETTY IMAGES)

「双極性障害のシンボル」として扱われたことについて

「それじゃあ(心理学を扱う雑誌)サイコロジー・トゥデイの見開きページに載れるといいですね。それにしても、テレビ番組などには、誰かしら双極性障害を持っている人が出演してように見えますけれど! 『フォースと共にあらんことを』と言われたような気持ちです。だけど、私がどんな人間かを双極性障害が決めることはありません。私が双極性障害とは何かを決めるんです」

心の病を抱え、夢を追いかけることをためらっている人へのアドバイスを求められて

「夢が実現するかしないか、心配してもいいんです。だけど、とにかく諦めずに前に向かって進みましょう。大事なのは行動。自信が持てるまで待つ必要なんてありません。行動すれば自信がついてくるから」

(JONATHAN LEIBSON VIA GETTY IMAGES)

双極性障害との闘いについて聞かれて

止めることなどできません。痛みを伴う、とてもつらい経験です。しゃべるのを止めたり、何とかこの状態から抜けようとしたりすると、まるで体中の骨がヒリヒリ痛むように感じます」

心の病にどう対処すればいいのかを聞かれて

「私が学んだたった一つの、そして誰にでも当てはまる教訓は『助けを求めて下さい』です。簡単に消え去る病ではありません」

心の病と向き合うのは、誇るべきこと

「私が理解できないことの一つは(たくさんありますが)、心の病、特に双極性障害への根強い偏見があることです。双極性障害に向き合うためには、ものすごい量の自信と力が必要です。時には体がヘトヘトになるほどエネルギーを使うので、スタミナと勇気が必要です。だから、心の病を抱えていてそれと向き合っている人は、そのことを誇りに思うべきです。恥ずかしいと思う必要なんてありません。

(NBC NEWSWIRE VIA GETTY IMAGES)

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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