松本人志が苦言 トランプ氏の企業圧力は「究極のパワハラ」

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志は、1月15日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」の中で、アメリカのトランプ次期大統領の言動について「究極のパワハラ」と苦言を呈した。
Reuters/時事通信社

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志は、1月15日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」の中で、アメリカのトランプ次期大統領の言動について「究極のパワハラ」と苦言を呈した。

トランプ氏は12月、アメリカ企業が工場を国外に移転した場合、「国内に輸入する製品に35%の関税を課す」とTwitterに投稿。その意向に沿う形で、ソフトバンクやAmazonなどの各企業がアメリカでの工場建設や雇用創出を打ち出していることを受けて、松本は「究極のパワハラでしょう」と批判した。

■松本人志「トランプはブロックしています」

また番組中では、トランプ氏がTwitterで女優のメリル・ストリープをこき下ろした件も取り上げた。松本は「僕はそんな嫌な予感がしたので、前もって今のところトランプはブロックしていますけどね」と話し、隣席の東野幸治からは「勝手にどうぞですよ。自意識過剰も甚だしい」と突っ込まれていた。

トランプ氏がアメリカの国益を最重視する政策を打ち出していることについて、松本は「アメリカがよければ全てよしといっているのと同じことで、世界平和なんて一言も言ってなくて、アメリカの平和が平和なんだっていうことを言っているわけですから、我々にはやりようがないでしょうね。日本が知恵を絞ってもルールを変えてくるわけですよね」と分析。

その上で、松本は「耳を貸さないという意味でも、全員が(トランプ氏を)ブロックすべきだと。どんどんあいつのフォロワーが減っていくことが、あいつにとって厳しいわけやから」と結論づけていた。

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