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『森のくまさん』替え歌、訳詞者が差し止め要求「犯罪・ギャンブル・膨らむ借金」

2017年01月18日 21時15分 JST

童謡「森のくまさん」の替え歌を無断で販売したとして、訳詞者の馬場祥弘氏(72)が1月18日、大手レコード会社ユニバーサルミュージック(東京都港区)と、替え歌を作ったお笑い芸人のパーマ大佐(23)にCDやDVDの販売差し止めや慰謝料300万円を求める通知書を送った。朝日新聞デジタルなどが報じた。

NHK NEWSによると、馬場氏は2016年11月、日本音楽著作権協会(JASRAC)から替え歌販売の同意を求められたという。馬場氏は販売を拒否したが、12月に替え歌のCDとDVDが販売元のユニバーサルミュージックから送付されてきたという。

パーマ大佐の公式YouTubeチャンネルには、「森のくまさん」の替え歌のショートバージョンが公開された。PV動画には、くま役を演じたお笑い芸人の上島竜兵(55)と、くまと恋に落ちた女の子役としてタレントの鈴木奈々(28)が出演している。

替え歌では、本来の曲に「ひとりぼっちの私を 強く抱きしめた熊 初めての温もり体中に染み込んで 心地よくて流す涙 だけど私はダメな子 人に言えない過去がある」などとオリジナルの歌詞とメロディーが加えられている。

また、女の子の“人に言えない過去”について「色んな事に手を出した 犯罪・ギャンブル・膨らむ借金 私今追われている だからあなたの邪魔になる」と歌い、女の子を追ってきた警察官をくまが身を挺して止めるというシーンもあった。

朝日新聞デジタルによると、馬場氏の代理人弁護士は、無断で替え歌を販売したことに対して「著作者人格権を侵害する行為」とユニバーサルミュージックらを強く批判。公開されたYouTube動画の削除も求めており、2週間以内に同社が通知書の要求に応じない場合は、訴訟も辞さない考えを示しているという。

産経ニュースによると、ユニバーサルミュージック広報は「適正な手続きを踏み販売している」とコメントしている。