NEWS

松本人志、テロ容疑者への水責め復活に皮肉「ハートのないトランプ」

2017年01月29日 01時09分 JST | 更新 2017年01月29日 01時26分 JST
Chung Sung-Jun via Getty Images
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 09: Director and actor Hitoshi Matsumoto attends a Press Conference-Gala Presentation 'Symbol' during the 14th Pusan International Film Festival at the Shinsegae Centumcity on October 9, 2009 in Busan, South Korea. The biggest film festival in Asia showcases 355 films from 70 countries and runs from October 8-16. (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)

アメリカのトランプ大統領が、オバマ前大統領が禁じたテロ容疑者に対する「水責め」による苛酷な拷問の復活に意欲を示したことについて、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が「ハートのないトランプ」と痛烈に皮肉った。

トランプ大統領は、1月25日に放送されたABCニュースのインタビューの中で「情報機関の幹部の人たちに『水責めや拷問は効果があるのか』と尋ねたら、『もちろんです』という回答だった。私は間違いなく効果があると感じている」と述べて、テロ容疑者への水責めや拷問は効果的だという認識を示していた。

29日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」の中で、松本人志は水責めの復活案について「アメリカのトップの人間が『水責めありやで』って恐ろしい。水責めって確かに効果はあるかもしれんけど、あまりにきつすぎて嘘つく奴がたくさん出てくるよね。ほんま、めちゃくちゃになると思う」とした上で「ハートのないトランプですよね」と皮肉を飛ばし、会場の笑いを誘っていた。

なお、トランプ大統領は27日にイギリスのメイ首相と会談した際に、水責め復活についてトーンダウンした。マティス国防長官が水責め復活に反対していることを受けて「彼が専門家で、大いに敬意を払われる」と話したという。


■水責めとは?

中世ヨーロッパの魔女狩りにおいて、異端審判の際に行われていた残酷な拷問。現代では、アメリカのCIA(中央情報局)がテロ容疑者に用いていた。

ニューズウィーク日本版によるとCIAの手法は、傾斜した板に足を上にして容疑者を固定し、鼻と口に水を注ぎ続けて溺死寸前の状態に追い込むものだったという。アルカイダの大物幹部ハリド・シェイク・モハメドには、水責めによる尋問が15セッション行われた。1回のセッションで繰り返し水責めに遭わされる。

水責めをはじめとするいわゆる「強化された尋問手法」は、バラク・オバマ大統領が2009年に発した大統領令で禁止していた