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フェロー諸島の捕鯨 虐殺か文化か? 【動画】

2017年02月02日 17時00分 JST | 更新 2017年02月02日 21時25分 JST

「身の毛のよだつ大虐殺」「野蛮人による大殺戮」。北大西洋に浮かぶデンマークのフェロー諸島で捕鯨が行われるたびに、毎年のようにこんな見出しがおどり、大ニュースとして報じられる。

しかし、食料としてクジラを捕獲するのは、屠畜場で牛を殺すのと全く違うと言えるのか?

多くの人が誤解しているが、フェロー諸島の人々は捕鯨のために出漁するわけではない。彼らは、クジラ漁ができる湾に群れが来るまで待っているのだ。群れが来たアラートが鳴ると、島民は海に入り、クジラに群がる。

捕鯨ができるのは、遠浅の海岸だけ。これは伝統的な漁法で、特にシーシェパードのような動物愛護団体からたびたび激しい非難を浴びている。

シーシェパードイギリス支部のロブ・リード氏は「フェロー諸島の捕鯨は、現代社会の人道的見地からしても擁護できない」と語る。

一方、フェロー諸島出身のジャーナリスト、ホグニ・モール氏はハフィントンポストUK版にこう語った。

「なぜ、フェロー諸島の捕鯨だけここまで残酷だと言われなきゃいけないのか。おそらく、都会の人たちは自分で食料を捕獲することなんてないでしょう。スーパーに買いに行けばいいのだから」

ハフィントンポストUK版から翻訳・加筆しました。)