谷口ジローさん死去 『孤独のグルメ』の作者「フランスでは神のように讃えられていた」

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JIRO TANIGUCHI
谷口ジローさん | STEPHANE DE SAKUTIN via Getty Images
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「『坊っちゃん』の時代」「犬を飼う」「孤独のグルメ」などの作品で知られる漫画家・谷口ジロー(本名・谷口治郎 たにぐち・じろう)さんが2月11日、死去した。69歳だった。毎日新聞などが伝えた。

谷口さんは鳥取市出身。京都の洋品卸会社に勤めた後、漫画家を志して19歳で上京。漫画家のアシスタントを経て、24歳だった1971年に「嗄れた部屋」でデビューした。

92年には「犬を飼う」で小学館漫画賞を受賞。98年に作家の関川夏央さんとコンビを組んで手がけた「『坊ちゃん』の時代」で手塚治虫文化賞マンガ大賞に。谷口さんの代表作となった。

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「『坊ちゃん』の時代」/双葉社

94年から連載された久住昌之さん原作の「孤独のグルメ」では、雑貨輸入商を営む井之頭五郎が一人で黙々と食事を満喫する姿を描いた。松重豊さん主演でテレビドラマにもなった。

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「孤独のグルメ」コミックス2巻/扶桑社

谷口さんの作品は、ヨーロッパを中心に海外でも高く評価された。2002年『遥かな町へ』でアングレーム国際漫画祭で最優秀脚本賞などを受賞。2010年には「ルッカ・コミック&ゲームス2010」で「マエストロ・デル・フメット(Maestro del fumetto、漫画の巨匠)」に輝いた

2011年にはこれまでの功績が認められ、フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受章した。谷口さんの死去はフランスの現地紙「フィガロ」も報じた。

訃報を受け、漫画家のいしかわじゅんさんをはじめ漫画家仲間などから、哀悼や悲しみの声がTwitterなどに続々と投稿されている。

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