日本を代表する企業の一つが上場以来初めて、東証1部から2部に降格する可能性が高まった。
毎日新聞などが2月15日、経営再建中の東芝が資金調達のための半導体事業の売却時期を4月以降に先送りする方針を固めたと報じた。3月末時点で債務超過を解消できなくなるため、東証のルールで2部に降格することになる。
東芝は2月14日の会見で、アメリカの原発事業で7125億円の損失を計上し、2016年12月時点で債務超過に陥ったと発表していた。
これまでは債務超過の回避を優先課題とし、3月末までに半導体新会社の株式20%未満を売る計画だった。しかし、経営権を握れない出資は買い手にとって魅力に乏しく、時間が限られる中で十分な売却益が得られない懸念があった。東芝は、できるだけ多くの資金を調達するために、少しでも有利な条件で売却することを優先する方針を固めた模様だ。
産経ニュースによると、東芝は株式売却割合を過半数に引き上げることにして、アメリカの原発事業の損失を穴埋めするだけでなく、資本調達を上積みし経営再建を確実にする方針に転換したという。
■関連スライドショー(世界的企業のロゴ、最初はこうだった)
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どの企業だか分かりますか?
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1933年に前身の精機光学研究所が設立され、カメラの最初の試作機は「KWANON(カンノン)」と名づけられた。この名前は、観音様の御慈悲にあやかり、世界で最高のカメラを創る夢を実現したい、との願いを込めた。当時のマークには千手観音が描かれ、火焔をイメージしたKWANONの文字がデザインされていた。(参考:キヤノン株式会社 会社情報)
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現在のロゴ
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ヤマハの前身である日本楽器製造株式会社は、設立翌年の1898年に、商標として「音叉をくわえた鳳凰図」を制定した。 オルガンの最高級品に使用されたものとされている。常に世界水準を目指した創業者の思いがこめられていた。音叉マークは現在のヤマハのロゴにも使われている。(参考:音叉マークの歴史 - ヤマハのブランド )
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1976年にアップルが初めて発売したパソコン「Apple I」のマニュアルと広告に使われたイラスト。重力を発見した際のエピソードとして伝えられる、リンゴの木の下にいるアイザック・ニュートンが描かれている。
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オランダのハーグに本拠を置く世界的なエネルギー企業。社名は当初、貝殻を販売していたことにちなむ。1900年ごろまでトレードマークはムール貝だったが、1904年に現在のマークの原型となるホタテ貝に変更した。
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フランスに本拠を置く世界最古の自動車メーカー。1858年ごろからライオンの紋章を使用した。当時の主力製品だった広告宣伝では、鋸の刃の品質をPRするために、動物としてのライオンが連想づけられたという。(参考:Peugeot - ライオンの紋章とその歴史)
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フィンランドで創業した世界的な通信機器の企業。1865年の設立直後にノキアに本社を移し、これにちなんで社名をノキアに改名した。1871年に使われた最初のロゴには、なぜか魚のマークになっている。これは当時、製紙会社だったノキアが近くを流れるノキア川のイメージとして使ったもののようだ。(参考:The evolution of the Nokia brand and logo; time for change?)
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