ホイールから抜けなくなったワンコ、レスキューされて無事救出

事件が起きたのは30日午後。飼い主がブレイズを庭に残して出かけた間に、ブレイズはタイヤのホイールに頭を突っ込み、頭が抜けなくなってしまった。

1月30日午後、アメリカ・モンタナ州ビュートで、タイヤのホイールから頭が抜けなくなり助けが必要な状態に陥ったブレイズ。

モンタナ州ビュート・シルバーボウ市郡消防隊は、珍しい救助要請を受けた。やんちゃな生後8カ月のクーンハウンドの救助だ。

事件が起きたのは1月30日午後。飼い主がブレイズを庭に残して出かけた間に、ブレイズはタイヤのホイールに頭を突っ込み、頭が抜けなくなってしまった。

「大量のココナッツ油を使い、辛抱強く、何度も耳を折りたたみ、皮膚を何度か激しく引っ張った結果、道具を使わずにザック・オズボーン消防隊員の腕力でブレイズの頭をタイヤのホイールから無事解放できました」と同消防隊がFacebookの投稿で伝えた。

ビュート・シルバーボウ市郡消防隊員が救助に出動...

今日の午後、生後8カ月の好奇心旺盛なクーンハウンドの「ブレイズ」が大変な事態に陥り、飼い主はブレイズを動物病院に連れて行かざるを得ない状況となっていました。

今日の午後、ブライアン・ドハーティ消防保安官のもとに「救出装備はあるか」と電話がかかってきました。かけてきたのはセント・フランシス動物病院。ドハーティ氏が詳細を尋ねると、タイヤのホイールから頭が抜けなくなった子犬がいるとのことでした。

担当獣医はどうしていいか困って、消防隊に連絡してきた様子。

動物病院からの要請に応えて、救助器具完備の救助隊1号が出動し、ドハーティ消防保安官も車で救助隊の後を追いました。

最初にブレイズを発見したのは、飼い主。庭に子犬を残して数時間出かけたはずが、帰宅後に大変な事が起きていることに気がついて電話をかけてきました。

ブレイズの救助は難航しました。大量のココナッツ油を使い、辛抱強く、何度も耳を折りたたみ、皮膚を何度か激しく引っ張った結果、道具を使わずにオズボーン消防隊員の腕力でブレイズの頭をタイヤのホイールから無事解放できました。

ブレイズはこの救助作業の間、無傷で済みましたが、オズボーン消防隊員は首に少し腫れがあると指摘しました。ブレイズは救助作業中、落ち着いて冷静さを保ち、一言も声を上げず静かにしていたそうです。

指揮本部長消防司令長のビル・フィッシャー氏がこの救助活動を担当し、ドハーティ消防保安官が耳を折りたたむ厄介な任務をやり遂げ、今回の真のヒーローであるオズボーン消防隊員が素晴らしい腕力でブレイズを解放しました。

今回の件でブレイズが教訓を得て、今回のような危険な事件に再び対応する必要がないことを祈ります。

今回の救助は迅速に遂行されました。そのため、ホイールの反対側にたたんで押し込む必要のあったブレイズの耳の写真を撮る余裕がありませんでしたので、クーンハウンドの子犬の写真を付け加えておきます。

消防隊の説明によると、ブレイズは「この救助作業の間、落ち着いて、冷静さを保ち」、「首に少し腫れがある」だけで済んだ。

「今回の件でブレイズが貴重な教訓を得て、今回のような危険な事件に再び対応する必要がないことを祈ります」

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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戯れる犬たち

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