「リアルな姿を見せない」15〜24歳男子はSNSをこう使っている(調査結果)

若い男子によるSNSの利用実態の調査結果が公表されました。
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マンダムは2月21日、15歳〜24歳の男性を対象に実施した友達や仲間との交友関係に関する調査結果を公表した。いまどきの男子のSNS利用方法や、どのように友人関係を築いているかが明らかとなった。

調査は、2016年11月に実施。15〜24歳の男性415人を対象に、インターネット上で質問に答えてもらった。

調査ではまず、友達の定義について質問。一番多かったのは「複数で遊ぶ(食事)」の59.8%で、「2人が遊ぶ(食事)」が45.8%と続いた。43.4%が「LINEを交換する」と回答したほか、一度もあったことないが、SNSのみで繋がっている」と答えた人が14.5%おり、SNSが普及により友達の定義が拡大したことを示す結果となった。

全体の半数以上の220人が、SNSやLINEで友達を削除したことがあったと回答。その理由について、投稿内容が不快(45.9%)、コメントが不快(35.9%)、投稿回数が多すぎる(31.8%)などと、投稿内容や回数が引き金になったと答えた人が多かった。気軽につながることができる反面、友人関係を簡単に終わらせる傾向が見られた。

SNS上では、直接話したことがない相手であっても、気軽にその人を写真を見たり、趣味を知ったりすることができる。SNS上で繋がっていなくても、気になる人がいた場合、65.9%が「SNSで検索し、投稿をチェックする」と回答。自分自身がそうしているからなのか、65.2%が、自分の投稿に対するフォロワー以外の人の目を意識すると答えた。

LINEでは、個人よりもグループでのトークを利用するほうが多いと答えた人が27.9%いた。メールなどと異なり、1対1ではなく1対複数のコミュニケーションが増えている傾向が見られた。

Twitterについては、6割以上が複数のアカウントを使い分けていると回答。中でも、14.2%が4アカウント以上を持っていた。理由には、「実際の友達に知られたくない」(36.6%)、「本音とそうでない発言を使い分けるため」(32.5%)などが挙げられ、友達にも常にリアルな姿を見せる訳ではなく、相手によって自分のキャラクターを使い分けている様子が伺える結果となった。

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