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「真実はこれまで以上に重要」ニューヨーク・タイムズ、アカデミー賞中にトランプ政権への抗議CMを放映

2017年02月26日 22時38分 JST | 更新 2017年02月27日 01時54分 JST
KENA BETANCUR via Getty Images
People take part in a protest outside the New York Times on February 26, 2017 in New York. The White House denied access Frebuary 24. 2017 to an off-camera briefing to several major US media outlets, including CNN and The New York Times. Smaller outlets that have provided favorable coverage however were allowed to attend the briefing by spokesman Sean Spicer. The WHCA said it was 'protesting strongly' against the decision to selectively deny media access. The New York Times said the decision was 'an unmistakable insult to democratic ideals,' CNN called it 'an unacceptable development,' and The Los Angeles Times warned the incident had 'ratcheted up the White House's war on the free press' to a new level. / AFP / KENA BETANCUR (Photo credit should read KENA BETANCUR/AFP/Getty Images)

トランプ政権の報道官が、同政権に対して批判的な複数メディアに対して非公開の報道ブリーフィング(記者説明)の出席を禁じたことを受け、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が反対姿勢を示すCMを公開した。

「The Truth is Hard(真実は難しい)」と表題がつけられたこのCMは、現地時間2月26日に開催されるアカデミー賞授賞式のテレビ中継中に放映される予定だという。

公開されたCMでは、白い画面に「The truth is(真実は)」という書き出しから始まるフレーズが繰り返し表示される。

メッセージは全てトランプ大統領の発言や政策に関連しており、CMの最後は「真実は見つけることが難しい(The truth is hard to find)」「真実は知ることが難しい(The truth is hard to know)」「真実はこれまで以上に重要だ(The truth is more important now than ever)」という言葉で締めくくられている。

CMの中で流れるフレーズの一部は以下の通り。

・真実は、私たちの国家はこれまで以上に分断されている(The truth is our nation is more divided than ever)

・真実は、メディアは正直ではない(The truth is the media is dishonest)

・真実は、女性は女性らしい服を着るべきだ(The truth is a woman should dress like a woman)

・真実は、彼の難民政策はイスラム教徒禁止令の手段のひとつだ(The Truth is his refugee policy is a backdoor Muslim ban)

同紙のブランディング執行責任者デヴィッド・ルビン氏はCNNの取材に対し、このCMを政策した意図について下記のように語っている。

このCMを制作した目的は、「真実を見つけることは何を意味するのか?」という議論を広げるためだ。「フェイクニュース」の世界では、真実とは一体何を意味するのか?ジャーナリズムとジャーナリストの役割とは何なのか?そして、ジャーナリズムを支えるリーダーの役割とは一体何なのか?

同紙はトランプ政権を明確に非難することは避けたが、CMの中で「真実」を報じる重要性について問いかけることで、現政権に対し批判的な報道を行っていたメディアをブリーフィングから締め出したトランプ政権に対し、抗議の意を示していると考えられる。

AP通信によると、同紙がテレビCMを放映するのは2010年以来だという。

ショーン・スパイサー報道官は2月24日、ニューヨークタイムズやCNNなどの報道各社がブリーフィングへの出席することを禁止すると発表した。ハフィントンポストも入場を拒否された。閉め出されたメディアは他にロサンゼルスタイムズ、政治ニュースサイト「ポリティコ」、BuzzFeedなどがある。AP通信と雑誌「TIME」は入場を許可されたが、抗議のためブリーフィングへの参加をボイコットした。