鉄の股間カンフー、達人らは肝っ玉が座っている(動画)

「この武術を学び始めたのは、私が67歳になってからです」

この世にウェイ・ヤンビン老師より優れた武道家は存在するかもしれないが、この老師ほど肝っ玉のすわった武道家はなかなかいないだろう。

他の武道家たちは攻撃を顎で受けるが、ウェイ老師は股間で攻撃を受ける。繰り返し何度も……。

ウェイ老師は、「鉄の股間カンフー」の道を行く世界最強のうちの1人とされる。

どちらかというと、主流とはいえない武道の型だ。AsiaOne.comによると、この武道では、弟子たちが自らの股間部分を強打することで、強さと忍耐力を鍛えているという。

「この武術を学び始めたのは、私が67歳になってからです」と、ウェイ老師は動画の中で語った。「この術は健康に良いと思っています」

レンガを使って自分の股間を打つウェイ老師。繰り返し何度も……。

ウェイ老師は、洛陽市でこの股間強打の武道の型を10年間続けている。

「私は毎日これをやると決めています」と、彼は語った。「この修行により抵抗力が鍛えられると信じています。熱を出したり風邪を引いたりすることが以前より減りました」

普通、股間を攻撃されると男たちは憤慨するか悶絶するが、この老師は、この修行が男性の勃起障害(EF)や早漏などの問題を乗り越えるのに役に立つと主張する。

しかし、この理論を裏付ける科学的証拠はない。

いかれた考えのようにも思えるが、老師は「鉄の股間カンフー」は次世代の目玉となっていると主張している。「鉄の股間カンフー」を教えるための道場を開く指導者はどんどん増えていて、このカンフーを学びたいと思う人が増えています」老師は動画の中でこう語った。

破城槌(城門や城壁を破壊する兵器)用の棒を大事なところに打ち付ける修行をする彼の弟子。繰り返し何度も……。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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