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アジア人の4分の1がワイロ経験 日本でも... (調査結果)

2017年03月07日 19時27分 JST | 更新 2017年03月07日 19時47分 JST
Danish Siddiqui / Reuters
A man counts 500 and 1000 Indian rupee banknotes outside a branch of Bank of India in Mumbai, India, November 10, 2016. REUTERS/Danish Siddiqui

世界各国の汚職などを監視する「トランスペアレンシー・インターナショナル」は3月7日、アジア諸国における腐敗実態の報告書を公表した

公共サービスを受けるため、過去1年間で4人に1人以上が賄賂を払ったことがあることが明らかになった。

報告書は、日本や中国、インドなどアジア太平洋地域の16カ国を対象に、約2万2000人から聞き取った内容を基にまとめた。

報告書によると、各国のワイロの割合や人口を基に計算すると、過去1年間で賄賂を支払ったのは、16カ国で推定9億人にのぼる。

賄賂を支払った人の割合が高い国は、インド(69%)やベトナム(65%)で、教育や医療などの基本的な公共サービスを受けるために、賄賂を支払いを要求されるケースが多いという。

日本は0.2%で、16カ国の中で最も低かった。

公共サービスの中でも、賄賂を求めるのが最も多いのは警察で、過去1年に警察と連絡を取った人の3分1弱が、金銭を渡したことがあったと話した。

年齢別に見ると、若い人の方が賄賂を支払った人の割合が高く、35歳以下が34%、35〜54歳が29%、55歳以上が19%だった。

トランスペアレンシー・インターナショナルは声明で、「各国の政府は腐敗を排除するため、さらなる措置を取らないとならない。何百万もの人が、公共サービスを利用するのに賄賂を要求され、貧しい人が最も被害を受けている」と指摘。「政府は、賄賂に伴う損失を防ぐため、金銭の受け渡しに対する制裁措置を厳しく取るべきだ」と提案した。


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