思わず2度見してしまった駅の電光掲示板 え、行き先が書いてない?(画像)

地元の人も困惑しているようだ。

ここはロンドンの地下鉄。ある通勤客が、ホームで思わず2度見してしまうような電光掲示板の案内表示を目にした。

なんて書いているかというと……?

(※2017年3月3日午前7時30分、ベーカールー線、エンバンクメント駅にて撮影)

「行先は、電車の表示を確認してください。」

えっ、行き先を教えてくれない……。なんで?

これには地元の人も困惑しているようだ。

なんで運転手だけが行先を知ってるの? 訳がわからないね。

電車の表示を確認しないといけないなら、電光掲示板は必要ないじゃない。

真相を知ろうと、ハフィントンポストはロンドンの地下鉄を運営するTransport for Londonに聞いた。

ーーこの表示は普段からあるのですか? システムのエラーか何かなのでしょうか?

表示されることはあります。システムエラーじゃありませんよ。

ーーなぜこの表示を使用するのでしょうか?

他の路線へ直通する電車が多数あるため、混合しないために、お客様に確実な情報を電車の表示で確認してもらうためです。

なるほど、お客さんが混乱しないためにわざと表示しているものなのですね。

でもそんな意図を理解できない人もいるようで...。

やる気がないのかな?

ロンドンの地下鉄は1863年に開通し、150年以上の歴史を誇る世界最古の地下電車であり、年間約13.4億人が利用する日本最古の地下鉄、銀座線が開通したのはその64年後。

ふーむ、このような光景は日本ではなかなか見ることはできないかもしれない。

Constructing the Metropolitan Line, London, c 1860s.

世界最古の地下電車、ロンドン地下鉄

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