「現代版ラプンツェル」の髪は230センチメートル どうやって生活しているの?

ナジロヤさんはこの20年間、自身の好きなおとぎ話のキャラクターであるラプンツェルと同じくらい髪の毛が長くなることを目標に伸ばしてきた。
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ラトビアのリガに住むアレア・ナジロヤさん(27)の1日のメインイベントは、自分の髪を梳くことだ。

それとも、「メイン(英語で豊かな髪の毛の意)」イベントと言うべきだろうか?

ナジロヤさんの彼女の髪の毛の長さは、90インチ(約230センチメートル)にも及ぶ。

そのため、そのお手入れにはとてつもなく時間がかかる。動画ニュースサイト「バークロフトTV」によると、髪を梳かすのには丸1時間、その豊かな髪を洗った後に自然乾燥させるには丸1日かかるという。

そして、旅行時には重さ22ポンド(約10キログラム)のシャンプー、コンディショナー、そして櫛を持ち歩かなければならない。

ナジロヤさんはこの20年間、自身の好きなグリム童話「ラプンツェル」と同じくらい髪の毛が長くなることを目標に伸ばしてきた。

ナジロヤさんの夫イワン・バラバンさんは、彼女の長い髪の毛を誇りに思ってはいるが、出来る限り、(そして文字通り)絡まないように生活している。

「彼女の髪のスペースを確保するために常に壁に身を寄せています。偶然髪を傷つけたり、絡ませたり、何があってもダメージを与えないようにするためです。」とバークロフトTVに語った。

「いつも、編まれた髪には尊敬の念を持って話しかけています。たまに、少し動いてもらうように頼んだりします」

ナジロヤさんはモデル業で生計を立てることができているが、過去には鬱陶しい経験もしたという。

「幼い頃に劇場に行ったとき、誰かが私の髪の毛にガムを入れていきました。その時は悲惨でした」と彼女はバークロフトTVに語った。「このガムを取り除くのが非常に大変で、髪の毛を一部切らなくちゃいけませんでした」。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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