トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏、ロシアの大統領選への関与について証言へ

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JARED KUSHNER
トランプ大統領(左)とジャレッド・クシュナー氏(右)REUTERS/Kevin Lamarque | Kevin Lamarque / Reuters
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アメリカ上院情報委員会は、ドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏に対し、ロシア政府との接触について回答を求める意向だとニューヨークタイムズが3月27日朝報じた。ホワイトハウスも同日、事実を認めた。

クシュナー氏は大統領上級顧問として、上院情報委員会による調査対象者としては、最も著名で最も高い地位にある政府当局者になる。

トランプ氏を勝利させるためにロシアが大規模なサイバー攻撃を仕掛けていたこと、そしてトランプ氏とロシアが選挙戦中も繋がりがあったことへの懸念が高まっている。

ホワイトハウスの国家安全保障担当マイケル・フリン大統領補佐官は2月13日、トランプ大統領就任前に駐米ロシア大使と接触した疑惑を受けて辞任した。

また、アメリカの情報機関と捜査当局は、トランプ大統領の陣営幹部や関係者らが大統領選前にロシアの情報当局者と繰り返し接触していたことを確認したという。

ニューヨークタイムズによると、オバマ政権下で働いた情報機関の当局者は、将来の捜査官に向けて、これまでの捜査の経緯を引き継ごうとしていると語ったが、当局者を動揺させた情報の中には、トランプ陣営の関係者とロシア政府がヨーロッパの首都で持ったと疑われる一連の会合があり、トランプ政権はこの会合があったことを一貫して否定している。

ワシントンポストは、セッションズ司法長官が2016年、駐米ロシア大使と2度にわたり会っており、1月に行われた指名承認公聴会で、この事実を明らかにしなかったと報じた。セッションズ氏は、トランプ陣営の中心人物であり、影響力の大きい上院軍事委員会のシニアメンバーだった。ワシントンポストによると、委員会の他のメンバーは、ロシア大使と接触した覚えがないと強調した。

ホワイトハウスと議会関係者らはニューヨークタイムズに対し、クシュナー氏が設定したロシア政府当局者との複数回の会談について委員会が証言を求めていることを認めた。ロシア政府当局者には、セルゲイ・キスリャク駐米大使が含まれる。

クシュナー氏については、2016年12月にトランプタワーでマイケル・フリン氏とキスリャク大使の会合に同席していたという報道があった。しかしホワイトハウスによると、クシュナー氏とキスリャク大使との会談は別に設定されていたが、クシュナー氏は会談に代理を同席させたという。

クシュナー氏はまた、ロシア国営銀行の頭取とも会談している。オバマ政権では、ロシアによるクリミア併合の後、この銀行に制裁を課していた。どちらの会談も、12月のトランプ大統領の政権移行期間中に行われた。

クシュナー氏は、ホワイトハウスでトランプ氏の外交政策顧問として極めて重要な役割を担っている。26日、ワシントンポストは、クシュナー氏がホワイトハウスに新設される大統領直属の部局も指揮する予定であり、この新設の「アメリカン・イノベーション局」は、政策案と政策戦略に焦点を合わせるものだと報じた。

ホワイトハウス広報担当ホープ・ヒックス氏は、クシュナー氏のロシア当局との会談は通常業務であり、トランプ氏の最高顧問としての仕事の1つであったと主張している。

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