文在寅氏、韓国大統領候補に 最大野党「共に民主党」から選出

文在寅「共に民主党」前代表が第19代大統領選挙「共に民主党」の大統領候補で最終選出された。

韓国の革新系最大野党「共に民主党」は4月3日、党の前代表、文在寅(ムン・ジェイン)氏を5月9日に投開票される第19代大統領選挙の公認候補に最終選出した。韓国の通信社「ニュース1」などが伝えた。

文氏は、前回2012年の18代大統領選挙に続き、5年ぶりに再び大統領選挙に挑戦することとなった。

文氏はこの日、ソウル市で開かれた首都圏・江原・済州の予備選で60.4%の得票率で勝利し、決戦投票なしに大統領選に進んだ。

文氏は初の予備選(全羅道)から、最後の予備選(首都圏・江原・済州)まで4連勝を果たし、累積得票でも過半数となった。

李在明・京畿道城南市長は、首都圏・江原・済州の予備選で得票率22%の2位となった。安煕正・忠清南道知事は17.3%で3位にとどまった。崔星・京畿道高陽市長は0.3%を記録した。

韓国大統領選で、「共に民主党」の候補に選ばれた文在寅氏

特に文氏は予備選の度に権利党員(「共に民主党」党員のうち、党費を納入した党員。党員加入 5.党費納入案内より)、代議員投票とARS投票(電話自動応対投票)ですべて勝利し、党と世論の支持を得た。

文氏は予備選挙の勝利が確定した後、 「偉大な国民の、偉大な大韓民国をつくる。大韓民国の栄光の時代はまだ始まっていない」とし「その偉大な旅を今日始める。ご一緒してほしい」と訴えた。

彼は党内候補だった安煕正・李在明の両氏に向けても、手を差し述べた。「私と競争した三人の同志の価値も変わらなかった。安煕正の統合の精神、李在明の正義の価値、崔星の分権の意志は今や私の公約であり、私たちの旗印」と述べた。

文氏が民主党の大統領候補に確定し、本選の候補者も事実上確定した。

本選で文氏は、旧セヌリ党の与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事と、セヌリ党から分裂した「正しい政党」の劉承旼(ユ・スンミン)国会議員、第3野党「正義党」の沈相奵(シム・サンジョン)氏らと戦う。中道の第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)元共同代表も4日の選出大会で勝利した後、本選候補者に加わることが予想される。

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