アメリカのプロレス団体「WWE」が4月2日に開催した最大の大会「レッスルマニア33」で、WWEのスーパースター(WWEではプロレスラーのことをこう呼ぶ)のひとり、ジ・アンダーテイカーが引退を発表した。
1984年のデビュー以来、数十年もの間WWEマットを中心に活躍し、レッスルマニアでは1度しか敗北したことのないアンダーテイカーがロマン・レインズに敗北した後、アンダーテイカーはマント、手袋、帽子を脱いでリングの真ん中に置き、アリーナを後にした。
レッスルマニア33は、「地獄の墓掘り人」「デッドマン」などの異名をとった、WWEを代表するプロレスラーの引退発表で幕を閉め、会場は感傷的なムードが漂った。
衝撃だった…
最高のレスラーだった…
その夜、最後の試合でロマン・レインズが「デッドマン」を破った。ここ数年は戦績がふるわず、怪我も絶えなかったことから、アンダーテイカーが引退を考えているという噂は数か月にわたって囁かれていた。レッスルマニア33に先立ち、フォーブスに掲載された記事によると、レインズがこの伝説のレスラーのキャリアに終止符を打つのではないかと言われていた。
ロマン・レインズが4度目のスピアーでジ・アンダーテイカーを下す。30年近い間、これまで他に1人しか出来なかった偉業だ!
アンダーテイカーの引退が公式に発表される。今晩が彼の最後のレスリングだ。
アンダーテイカーが最後にリングに登る間、7万人の大人の男たちが涙を流した。
ファンは#ThankYouTakerのハッシュタグを使って心のこもったメッセージをTwitterに投稿した。
涙が抑えられない
テイカーの引退を突然知った衝撃
ありがとう、テイカー。 30年以上私たちを楽しませてくれて本当にありがとう。あなたのすべてにありがとう。テイカー、私たちはみんなあなたを愛しています。
私の子供時代の一番大きな部分を占めていた彼。誰よりも最高だった彼、ピリオド。誰も彼に近づける人などいないでしょう。
これは、何年も前に読んだ文章だ…
HBK(ハートブレイクキッド)は心だった
HHH(トリプルH)は精神だった
テイカーは魂だった
その3分の2がいなくなってしまった。
伝説は決して死なない。
私の気持ちは言葉で言い表すことなど不可能だ。アンダーテイカーは私の人生に20年間住み続け、永遠の存在なのだ。
今の私の気持ち。
これで終わりだ。これは本当なのだ。 WWEと共に過ごした子供時代の最後の部分が消えたのだ。とても辛い。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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