大岡信さん死去 『折々のうた』を28年間連載 「素敵なことばをありがとう」

朝日新聞のコラム「折々のうた」で知られる詩人の大岡信さんが4月5日、誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため死去した。

大岡信さん(2003年10月26日撮影)

朝日新聞のコラム「折々のうた」で知られる詩人の大岡信さんが4月5日、誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため死去した。86歳だった。NHKニュースなどが報じた。

大岡さんは1931年、静岡県三島市で生まれた。東京大学文学部の国文学科を卒業後、読売新聞社に記者として入社。退社後は詩歌雑誌の編集長や明治大学法学部教授、東京芸術大学音楽学部教授などを歴任した。

1995年に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞、1997年には文化功労者に選ばれた。朝日新聞デジタルによると、朝日新聞のコラム「折々のうた」は1979年1月から2007年3月まで、休載をはさみながら連載され、その業績で1980年に菊池寛賞を受けた。

大岡さんの訃報に、ネットでは悲しみの声であふれている。

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