今村復興相、激昂会見でエヴァンゲリオンのネクタイ着用⇒庵野監督の制作会社「当惑してます」

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今村雅弘復興相(左)と、カラー代表の庵野秀明監督 | 時事通信社、TOSHIFUMI KITAMURA/AFP/Getty Images
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東日本大震災に伴う福島第1原発事故による自主避難者への対応について、4月4日の記者会見で「(自主避難は)本人の責任」などと発言、激昂して非難を浴びた今村雅弘復興相

ネット上では、この日に今村氏が身につけていたネクタイが、人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)』シリーズのキャラクターをあしらったデザインだったことで注目を浴びた。

これについて、同シリーズの監督・庵野秀明氏が代表を務めるアニメ制作会社カラーは4月7日、「作品が福島復興のお役に立つのであれば嬉しい事」とした上で、「弊社としてはあずかり知らぬ事で当惑しております」と公式Twitterで表明した。



■どんなネクタイかというと…

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『エヴァ』柄のネクタイを身につけた今村復興相(2017年2月28日)

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『新世紀エヴァンゲリオン』ネクタイ 貞本義行コミックタイプ/EVANGELION STOREより

今村氏が『エヴァ』柄のネクタイを着用していたことについて、Twitter上では「アスカ推しなのかな」などと話題になった。なぜ、今村氏は『エヴァ』柄のネクタイを持っていたのか。

このネクタイは、『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビシリーズなどを制作したガイナックス2009年発売したもの

今村氏はこのネクタイについて「福島県のガイナックス社(編注:「福島ガイナックス」)に行ったときに頂いた」と、2月の記者会見で明かしている。J-CASTニュースによると、今村氏がネクタイを貰ったのは1月28日だという。

「福島ガイナックス」は、東日本大震災後の2015年1月にガイナックスが「インフラが整備され、町や都市の機能が回復しつつある今だからこそコンテンツの持つ力で福島を、東北を変えていかなくてはならない」として、福島県三春町に設立した制作会社。

これは、福島県三春町のガイナックス社に行ったときに頂いたネクタイでありまして、予算も成立したし、今言った風評対策を含めて、とにかく地元のいろいろ企業を元気にしようという思いで、今日は締めてきたということです。

ついでに言うと、これ、安倍総理や麻生副総理にも以前見せたことありますが、大変物欲しそうな顔をしておられた。もし行ったら、社長にお話ししてみようかな、と思った次第です。エヴァンゲリオンの柄です、動く広告塔でおります。

復興庁 | 今村復興大臣記者会見録[平成29年2月28日]より)



■カラー「福島の企業と『エヴァンゲリオン』は無関係」

今村氏は2月の会見で、『エヴァ』柄のネクタイを着用する理由について、「地元の企業を元気にしようという思い」「動く広告塔」と述べていた。一方で、カラーは4月7日のTwitterへの投稿で、「福島の企業と『エヴァンゲリオン』は無関係」と表明。

『エヴァ』テレビシリーズの版権についても、ガイナックスから独立した庵野氏が設立したカラー(2006年設立)が2014年に引き継いだと、庵野氏が『週刊ダイヤモンド』編集部のインタビューに対し明言している。

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庵野秀明監督

ガイナックスの発表によると、2016年12月時点で同社と福島ガイナックスの間に資本関係はない。

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エヴァンゲリオン展の会場風景
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