ペギー葉山さん死去 「ドレミの歌」「南国土佐を後にして」などがヒット

「ドレミの歌」で知られる歌手のペギー葉山さんが4月12日、肺炎のため死去した。

「ドレミの歌」で知られる歌手のペギー葉山さんが4月12日、肺炎のため死去した。83歳だった。共同通信などが報じた。

旭日小綬章を受ける喜びを語る歌手のペギー葉山さん(2004年04月27日、東京・丸の内の東京会館)

葉山さんは、東京都出身公式サイトによると、混線電話がきっかけで知り合ったアメリカ人が「ペギー」と名付けた。

1952年に「ドミノ/火の接吻(Kiss of fire)」でデビューして以来、現在までのレコーディング曲数は約2000を数える。1959年の「南国土佐を後にして」や1961年「ドレミの歌」、1964年の「学生時代」などがヒット。「ドレミの歌」は、日本語の歌詞を葉山さんが作詞した。1993年に芸術選奨文部大臣賞、1995年に紫綬褒章、2005年に旭日小綬章などを受けた。

スポニチによると、タレントしても活躍。「ひらけ!ポンキッキ」のしつけコーナーや「ウルトラマンタロウ」のウルトラの母の人間体“緑のおばさん”などで、親しまれた。

葉山さんは3月30日にもブログを更新。越路吹雪さん37回忌を記念したイベントに出演し、「シャンソン」という曲を歌ったことを綴っていた。

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