木嶋佳苗被告の死刑確定へ 首都圏連続不審死事件

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KIJIMA
さいたま地裁に向かうため、川越署を出る木嶋佳苗容疑者を乗せた警察車両 撮影日:2009年11月20日 | 時事通信社
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木嶋被告の死刑確定へ 首都圏連続不審死事件

 2009年に首都圏で起きた男性3人の連続不審死事件で殺人罪などに問われ、一、二審で死刑判決を受けた木嶋(現姓・土井)佳苗被告(42)の上告審判決で、最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)は14日、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。

 一、二審判決によると、被告は09年1~8月、婚活サイトなどで知り合った東京都青梅市の会社員男性(当時53)、千葉県野田市の無職男性(同80)、埼玉県富士見市の会社員男性(同41)を、いずれも睡眠薬などで眠らせたうえで練炭を燃やし、一酸化炭素中毒などで殺害した。

 被告は詐欺や窃盗罪などを含め計10件起訴されたが、詐欺罪に問われた2件以外は無罪を主張。被告が殺害したことを裏付ける直接的な証拠が乏しい中、12年の一審・さいたま地裁の裁判員裁判は、10件全ての罪を有罪と認め、死刑判決を言い渡した。14年の二審・東京高裁も支持した。

 今年2月に最高裁が開いた弁論で、弁護側は「男性らが自殺した可能性があり、被告が殺人の犯人だとする立証は不十分だ」と訴えていた。

 被告は逮捕前、自らのブログを「かなえキッチン」と名付け、手料理のレシピなどを紹介していた。拘置中も、協力者の助けを受けて別のブログを開き、託した手紙などを掲載。裁判中に結婚し、現在は土井姓になっている。

(朝日新聞デジタル 2017年04月14日 15時23分)
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(朝日新聞社提供)