入院中の熊本市長を襲ったのは、愛のある「飯テロ」 だった

甲状腺にできた腫瘍を取り除くため入院している熊本市の大西一史市長が、“飯テロ”に見舞われた。

甲状腺にできた腫瘍を取り除くため入院し、食事制限中の熊本市の大西一史市長を、“飯テロ”が襲った。実行犯は妻で、市長が公式Twitterで不満をぶちまけている。

熊本市の大西一史市長

大西市長は4月29日、プレートに盛られた肉厚で美味しそうなステーキの写真をTwitter上に投稿。病院食しか食べられない市長に対して、妻が送ってきた写真だそうだ。「ひどくないっスかッ💢」と怒りを露わにしている。

このツイートに対して、妻を真似た人が寿司やラーメン、馬刺しといった豪華な食事の写真が数多く投稿し、“飯テロ”が頻発した。「素敵な奥様ですね(笑)」「何気ないやりとりに小さな幸せを感じます」「早くよくなって」などと、賞賛の声やエールが相次いだ。

大西市長は、4月26日から5月2日まで、甲状腺にできた腫瘍の手術するため入院している。人間ドッグで約1センチの腫瘍が見つかり、結節性甲状腺腫と診断された。良性だったが万全を期すために手術をし、28日に無事に終わったことをTwitterで報告していた。5月8日に公務に復帰する予定という。

朝日新聞デジタルによると、大西市長はTwitterで積極的に発信することで知られ、毎朝目覚めた際に聞く曲を紹介する「目覚めの1曲」などが評判となっている。入院中の様子も発信し、病院食の写真もたびたび投稿していた。

妻からの“飯テロ”は、退院後に美味しいものを食べようという妻からのメッセージに違いない。

注目記事