ゲスの極み乙女。川谷絵音、なぜ謝罪会見しなかったかを明かす「違和感を持っていた」

「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音が、約10カ月ぶりに地上波テレビに出演。ベッキーとの不倫騒動時に何も発言しなかったことについて理由を説明した。

ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音が、5月7日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した。川谷の地上波テレビへの復帰は約10カ月ぶり。番組で川谷は、ベッキーとの不倫騒動時に何も発言しなかったことについて、「違和感を持っていた」などと理由を説明した。

番組は、コメンテーターを務める松本人志が冒頭から「ゲスが出たぞ~、ゲスがいるぞ~」と絶叫で迎えるなど、笑いが混じった展開となった。川谷は未成年者との飲酒が週刊誌に取り上げられたことが原因で、2016年12月から謹慎中。今回テレビに出演したのは、アルバム『達磨林檎』が5月10日にリリースされるのを前に、川谷自身がテレビで発言する機会を得た上で、バンドを再出発させたかったからとの考えを明かした。

これまでテレビで発言を控えてきた理由について、川谷は「僕は元々ミュージシャンなので、テレビで何かを言うみたいなのに対して、凄い違和感を持っていて、『会見、会見』と色々言われて、なんか逆に、かたくなに『出ない』みたいになっていた」などとコメントした。ライブやブログでは自分なりに情報発信をしており、ベッキーとの問題については「自分の中では“。”(丸)をつけたつもりでいた」のだという。

川谷は、ベッキーが不倫の謝罪会見をする一方で、自身が会見をしないことを批判された。会見を開かないことで、「死ね」という言葉や、殺人予告も寄せられたという。会見をしなかった理由について、川谷は「僕は周りの人には謝っているのに、(会見などを開いて)あえて言うのは、違うのではないのか」と思っていたと話した。メンバーやスタッフ、そしてライブでもファンに謝罪したことで、「自分のなかでは、終わってた」と考えていたし、「死ね」と言う人にまで謝るのものではないかとも考えたのだという。

しかし、川谷は「伝わりきらない部分もあった」と認め、自分が話す場面が必要と考え、テレビ出演を決めた。ワイドナショーを選んだのは、「ワイドナショーなら大丈夫かな」と思ったからだという。

川谷はベッキーと具体的に関係を終わりにするなどのやり取りはしなかったと明かした。しかし、騒動後に連絡も取りづらくなっており、2016年5月にベッキーが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に出演したのを見て、「そこで終わったんだなと実感した」と述べた。

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