NEWS

オバマ氏、トランプ大統領にマイケル・フリン氏の起用について忠告していた

2017年05月09日 00時35分 JST
Carlos Barria / Reuters
National security adviser General Michael Flynn arrives to deliver a statement during the daily briefing at the White House in Washington U.S., February 1, 2017. Picture taken February 1, 2017. REUTERS/Carlos Barria

バラク・オバマ前大統領は2016年11月10日、ドナルド・トランプ大統領との会談の中で、元アメリカ陸軍中将のマイケル・フリン氏を起用することについてトランプ氏に対し忠告していた。NBCCNNが5月8日に報じた。

NBCによると、オバマ氏は大統領執務室で行われた90分間の会談の中で、トランプ氏に対し、後に大統領補佐官(国家安全保障問題担当)となったフリン氏の起用について、「私はフリン氏のファンではない」と述べ、注意を促していた。

NBCのピーター・アレクサンダー記者は、アメリカ政府の反応について以下のようにツイートした。

アメリカ政府高官からの返答。

トランプ大統領は、当初の予定よりも大幅に長引いたあの会談の詳細について明かしてはいないが、オバマ氏は現大統領に対し、マイケル・フリン氏のファンではないと述べ、彼が公の場(テレビ、メディアへの登場、さらにはトランプ候補との選挙活動)でオバマ氏に批判的だった理由を認識させた。フリン氏が以前、オバマ政権で仕事をしていたことは注目に値する。

別のアメリカ政府高官は、オバマ氏と政権高官がフリン氏の起用をそれほど憂慮していたのであれば、なぜ機密情報取扱権限を剥奪する手続きを踏まなかったのか(フリン氏はオバマに更迭された一方で、機密情報取扱権限は保持していた)、と疑問を呈した。

オバマ氏が昨年11月、大統領執務室でのトランプ現大統領との会談で、フリン氏について忠告していたとのNBCの独占報道に対するトランプ政権の最初の反応。

トランプ氏は8日、オバマ氏がフリン氏に機密情報権限を与えていたことを攻撃した。オバマ氏は2014年、フリン氏と対立して国防情報局(DIA)長官の役職から外した。オバマ氏はフリン氏のリーダーシップに疑問を持ったという。

ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は8日の定例記者会見で、「オバマ前大統領が、フリン氏のファンではなかったことを知らしめたのは事実だ」と述べたが、なぜオバマ氏が機密情報権限を停止しなかったのか、疑問があると語った。

スパイサー報道官は、トランプ氏が2月にフリン氏に辞任を求める「準備」をしていたと明かした。フリン氏が辞任したのは、トランプ氏が大統領に就任する前に、ロシアに対するアメリカの経済制裁についてロシア大使と協議したことが報じられたことを受けてのことだった。

オバマ氏の忠告が報じられたのは、サリー・イエーツ前司法長官代行が、トランプ氏の選挙戦とロシアとのつながりについて上院で証言するわずか数時間前のことだった。複数のメディアによると、イエーツ氏は、このオバマ氏の忠告についても証言した

イエーツ氏は1月30日、トランプ氏が出したイスラム教徒が多数を占める7カ国からの一時入国禁止を命じた大統領令に従わないようにと司法省内に通知したことで更迭されている

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

▼画像集が開きます

トランプ政権の100日間

(スライドショーが見られない方はこちらへ)


2015-04-13-1428914872-4591641-gengo.png



トランプ氏とロシアの関係、疑惑深まる フリン氏「免責あれば証言する」⇒議会は拒否