オバマケア論争、前大統領が議員に訴えたのは「勇気」を持つことだった

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OBAMA KENNEDY
Boston Globe via Getty Images
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アメリカのバラク・オバマ前大統領は5月7日、ボストンのジョン・F・ケネディ・ライブラリーで演説し、ドナルド・トランプ大統領が撤廃を目指す医療保険制度改革(オバマケア)をめぐる論争で、議員に対し数百万人のアメリカ人のため「勇気」をふるうよう訴えた。

オバマ氏はジョン・F・ケネディ・ライブラリー財団から勇気ある政治的行動を取った人物に贈られる「勇気ある人物賞」を受賞した記念演説で、医療費負担適正化法 (アフォーダブル・ケア・アクト) が2010年に成立した時、選挙基盤が弱い議員が、議席を失う不安を抱きながらも、オバマケアに賛成票を投じたことを振り返った。

「彼らは正しいことをした。彼らはあえて厳しい選択をした。彼らこそが、勇気ある人物の称号にふさわしい」と、オバマ氏は語った。「あの投票のおかげで、2000万人の国民が初めて健康保険を手に入れた。(投票した議員の) 大多数は、実際に議席を失ってしまった」

見てみよう。ケネディ元大統領ゆかりの「勇気ある人物」賞を受賞したオバマ氏が議会に対し、オバマケア論争で勇気を持つよう訴えた。

オバマ氏のこうした発言が出たのは、アメリカ下院が、数百万人の人々を無保険状態にし、病気を抱える人や貧しい人に対する保護を危うくするオバマケアの代替法案を通過させた数日後のことだ。下院共和党の中には、この法案に賛成票を投じて上院に送付することで、オバマケアを廃止して別の制度に置き替えるという先の選挙戦での公約を果たしたと考えている議員もいる。

「現職の議員に思い出してもらいたい。すで力があって裕福で、影響力のある人を手助けするのにはあまり勇気を必要としないが、弱い立場にある人や病気の人、体が弱っている人を擁護するためには、いくらか勇気が必要なことを」と、オバマ氏は訴えた。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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