アニサキス食中毒が急増、渡辺直美「激痛すぎて泣いた」 対処法は?

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NAOMI WATANABE
渡辺直美さん=2016年10月 | VCG via Getty Images
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刺身など生の魚介類を食べて寄生虫「アニサキス」による食中毒を起こすケースが、2017年に入って増えている。お笑いタレントの渡辺直美さんやお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さんら有名人も最近アニサキスによる食中毒被害にあったと、相次いで報告している。

アニサキスによる食中毒を起こした患者は、2017年に入り4月末までに全国で計32人確認されている。13年に国が医療機関に積極的な報告を求めて以降、報告は増加傾向が続き、16年は126人に上がった。しかし、報告されないケースも多く、患者は推計で年間7000人以上になるとみられている。魚介類の流通事情が変化し、冷凍でなく生の状態で取引されるケースが増えたことも被害増加の要因と推定されるという。

アニサキスによる食中毒の被害については、芸能人からの報告も相次いでいる。渡辺直美さんは3月30日、出演予定だった日本テレビ系「ヒルナンデス!」を体調不良で欠席した理由について、3日後の4月2日にTwitterで次の通り綴った。

庄司智春さんは5月10日、フジテレビ系「ノンストップ!」で体験を語った。16年夏、地方ロケ先で鮭イクラ丼を食べたあと、夜中に痛みで目覚めた。ロケから2日目、病院で内視鏡を使って約10時間かけて計8匹のアニサキスを取り除いた。胃の中はアニサキスに傷つけられて血だらけだったという。

また、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんは1月10日にTBSラジオの番組を体調不良で欠席したが、原因はアニサキスによる食中毒だった

■醤油や酢を付けても効果なし

アニサキスは寄生虫の一種で、幼虫がサバやカツオ、イカ、サンマ、アジ、サケなど魚介類の内臓に寄生。魚介類が死ぬと内臓から筋肉に移動する。幼虫は長さ2~3センチ、幅0.5~1ミリくらいで、白い糸のように見えるのが特徴だ。

厚労省によると、寄生した魚は70度以上で加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すれば問題ないが、刺し身やしめサバなどから見つかる場合が多く、人の体内に入ると生で食べた場合は人の胃壁や腸壁をアニサキスが刺すなどして、激しい痛みや腹膜炎症状を数日間にわたって引き起こす。酢で締めたり、醤油や酢を付けたりしても予防効果はないという。


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