シングルマザーの思いを伝える、美しい母の日の動画「母親をやめようなんて絶対に思いません」

「母親をやっていて一番好きなのは、娘にはまだ早いんじゃないだろうかと思ったことを娘が成し遂げるのを見て、成長を実感できる時です」

子供を育てるのは本当に大変だ。そして一人での子育ては、もっと大変なものになる。

国連児童基金(ユニセフ)は2017年の母の日に合わせ、ベリーズで4歳の娘のゾーイちゃんを一人で育てる、シングルマザーのクリスティー・オーガスティンさんにスポットライトを当てた動画を制作した。この動画の中で、オーガスティンさんはシングルマザーとして子供を育てる大変さ、そして楽しさについて話している。

「一番大変なのは、全て自分一人でやらなければならないこと」と、オーガスティンさんは語る。「でも、ゾーイの前で落ち込んでいる姿を見せるわけにはいきません。どうしても泣きたくなったときは、夜に一人で泣くんです」

またオーガスティンさんは、「母親をやめようなんて絶対に思いません」とも話している。

この動画は、幼い時の周囲の環境や体験が、子供たちの人格形成にどのような影響を与えるかを考える、ユニセフの「Early Moments Matter(小さい時が重要だ)」キャンペーンの一環だ。

動画中のオーガスティンさんの独白は以下の通り。

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私はシングルマザーで、娘のゾーイを一人で育てています。

子育てには楽しい時も、嫌な時もあります。

子育ては大変ですが、楽しいこともたくさんあります。

母親をやめようなんて絶対に思いません。

母親をやっていて一番好きなのは、娘にはまだ早いんじゃないだろうかと思ったことを娘が成し遂げるのを見て、成長を実感できる時です。

娘はステージの上で踊って、芝居もやって、サッカーもやりたいようです。

本当に素晴らしいと思います。

私がやりたかったことを、娘がやってくれているのですから。

私はシャイだったのでそういうことはできませんでしたが、娘を見ていると、まるで自分自身を見ているように思う時があります。

本当に誇りに思います。

シングルマザーをやっていて一番つらいのは、ゾーイの前で落ち込んでいる姿を見せられないことです。

どうしても泣きたくなったら、夜に一人で泣きます。

子供は一日に、本当にたくさんのことを聞いてきます。この時期の子供たちは、本当にいろいろなことを知りたがっているからです。

なので子供たちに何かを教えようとする時は、0歳から5歳の時期に教えるといいでしょう。子供たちはこの時期に覚えたことは、絶対に忘れないと思います。

子供たちは自分が必要とされ、大切に思われていると感じたいのです。

どんなにやることがたくさんあって忙しくても、子供たちのことを一番に考えるようにしてあげてください。

母親の愛情と思いやりには、子供たちの脳の発育に大きく関わる力がある。

母の日は、#EarlyMomentsMatter に関わる全ての母親に感謝しよう。

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ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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