女子高生を殺害容疑、交際相手の高3逮捕 「首絞めた」 と説明も供述変遷

投稿日: 更新:
JAPAN
死亡した高校3年佐藤麻衣さんの自宅マンション。玄関には規制線が張られ、花束がひっそりと置かれていた=14日午後、東京都台東区  | 時事通信社
印刷

逮捕の高3、供述変遷「首絞めた」 女子高生を殺害容疑

 東京都台東区のマンションの一室で今月4日、この部屋に住む高校3年の女子高生(17)が死亡する火災があり、警視庁は、同じ都立高校に通う高校3年の男子生徒(18)=東京都墨田区=を殺人容疑で逮捕し、14日発表した。

 男子生徒は火災直後、自ら発見者として警察に通報していたが、その後の調べに「殺したことに間違いありません」と述べ、容疑を認めているという。

 少年事件課によると、死亡したのは佐藤麻衣さん。男子生徒の逮捕容疑は今月3日午後8時半ごろから4日午前8時半ごろ、佐藤さんの自宅かその周辺で佐藤さんに何らかの暴行を加え、佐藤さん宅に火をつけるなどして殺害したというもの。2人は同級生で交際していたという。

 男子生徒は調べに、「手で首を絞めた」と話し、火をつけたという趣旨の説明もしているが、内容が変遷しており、同課が慎重に調べている。

 火災は4日午前8時半ごろ、男子生徒が「火が出ている」と110番通報したことから発覚。佐藤さん宅が約30平方メートル焼け、室内から佐藤さんが心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。遺体の一部は焼けていたが、それ以外に目立った外傷はなく、司法解剖で死因は特定できなかった。佐藤さんの家族は3日夕から旅行で出かけており、佐藤さんだけが自宅にいたという。

 男子生徒は110番通報後、警察などに「ベランダから入ろうと窓を開けたら煙が出てきた」と説明。自身もけがをして入院した。同課は男子生徒の説明が不自然だったため、退院を待って事情を聴いたところ、殺害を認めたため、13日に逮捕した。

 佐藤さん宅の近くに住む男性(68)は「元気な子で、家族も仲が良さそうに見えた。かわいそうだ」と話した。中学時代からの知り合いだという高校2年の女子生徒によると、佐藤さんは中学、高校と剣道部に所属していたといい、「明るい人だった」と言葉を詰まらせた。佐藤さんと家族ぐるみの付き合いがあるという近所の男性(78)は「以前、町内会のお祭りを手伝ってくれた。礼儀正しい子だった」と語った。

 佐藤さんと男子生徒が通う高校の副校長は14日夕、報道陣に「今日は伝えることがない」と話した。

(朝日新聞デジタル 2017年05月14日 20時54分)
関連ニュース
asahi shimbun logo
(朝日新聞社提供)