「結婚はエラい、子供がいればもっとエライ」と思う人へ...4ページのマンガが話題

アーティストのさわぐちけいすけさんによる、「まとめられる筈の無いこと」と題された結婚感についてのマンガが話題になっている。

アーティストのさわぐちけいすけさんが6月3日、「まとめられる筈の無いこと」と題する、結婚感についてのマンガをTwitterに投稿し、話題になっている。

さわぐちさんは、「まだ結婚しないの?」「子どもがいないと将来さびしいし後悔するよ」などの悪気ない発言が存在することを4ページの漫画で表現。事情があって結婚しない人もいることを挙げ、「結婚や子供を選択しない。だからこそ得られる幸せも当たり前にある」と、自分の周りの事例を紹介した。

さわぐちさんは、2016年から趣味で漫画を描き始め、マンガサイト「マンガボックスインディーズ」では、「ぴーすけ」のペンネームで妻との生活を描いた作品『つまり おっとり』を公開している。5月に公開した第20話「夫婦円満の秘訣」は、Twitterで5万RTを超えた。

今回の作品を作成したきっかけについて、さわぐちさんはハフポスト日本版に次のように語った。

「夫婦のマンガを描くようになってから、自然と周りにも結婚や出産についての話題が集まるようになりました。

子供を産みたくても事情があって産めない。結婚したいけど出来ない。など、世間で言うところの普通を選択したくても出来ない、にも関わらずそれを理解されず責められる人もいて、そんな人に一瞬でも気休めになれば良いなと思って描きました」

感じたことをマンガで表現するときには、なかなか「まとめられない」と苦労もある。

「簡潔にまとめるとどうしても誤解が生まれ、既婚者や子持ちへの攻撃と捉える方もいるようです。その辺は今後も気長にマンガで応えて行く姿勢です」

▼「内向的な有名人」画像集が開きます▼

J. K. ローリング

内向的な有名人

【※】スライドショーが表示されない場合は、こちらへ。

【関連記事】

「人付き合いが上手い人だけが素晴らしいの?」内向的な人は誤解されがちだけど...(マンガ)



ハフポスト日本版は、自立した個人の生きかたを特集する企画『#だからひとりが好き』を始めました。

学校や職場などでみんなと一緒でなければいけないという同調圧力に悩んだり、過度にみんなとつながろうとして疲弊したり...。繋がることが奨励され、ひとりで過ごす人は「ぼっち」「非リア」などという言葉とともに、否定的なイメージで語られる風潮もあります。

企画ではみんなと過ごすことと同様に、ひとりで過ごす大切さ(と楽しさ)を伝えていきます。

読者との双方向コミュニケーションを通して「ひとりを肯定する社会」について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

『だからひとりが好き』Facebookページも開設しました。最新記事や動画をお知らせします。

ハッシュタグ #だからひとりが好き も用意しました。みなさんの体験や思いを聞かせてください。

シェアしたい思いや発信したい声がありましたら、hitori@huffingtonpost.jpにお寄せください。