ISに拉致された3歳の少女 3年ぶりに家族のもとへ「奇跡が起きた」

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イスラム国(IS)戦闘員に拉致され、3年ぶりにイラク北部アルビルの国内避難民キャンプで暮らす家族のもとに戻ったクリスティーナちゃん。母アイダ・ヌハさんに肩を抱かれて=6月11日午前、イラク北部アルビルのアシュティキャンプ、仙波理撮影 | 朝日新聞社
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ISに奪われた3歳の娘 3年ぶりに家族のもとへ

 過激派組織「イスラム国」(IS)に2014年にイラク北部で拉致された少女クリスティーナ・アゾさん(6)が、3年ぶりに家族のもとに戻った。ショックのためか、自ら話すことはほとんどないが、家族は「奇跡が起きた」と喜びをかみしめている。

 ISは14年6月、イラク北部モスルを武力制圧し、続けてクリスティーナさん一家が住んでいた近郊のカラコシュも制圧した。カラコシュはキリスト教徒が多く、一家もキリスト教徒。母親のアイダ・ヌハさん(46)によると、ISの戦闘員は「出ていかないと殺す」とキリスト教徒を銃で脅し、追放したという。

 IS戦闘員はカラコシュを出るキリスト教徒から金銭や身分証明書を奪ったという。アイダさんは町を去る際、抱っこしていたクリスティーナさんを戦闘員に奪われた。返すように懇願したが、「幹部の決定だ」と突き放されたという。

(朝日新聞デジタル 2017年06月12日 17時18分)
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(朝日新聞社提供)

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