埼玉県警が漫画家に異例申し入れ 強制わいせつ容疑の男「漫画の手口を真似した」と供述で

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SAITAMA POLICE
埼玉県警のイメージ写真(2002年撮影) | Reuters Photographer / Reuters
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強制わいせつ容疑などで埼玉県警に再逮捕された男が「漫画の手口を真似た」と供述していることをうけて、埼玉県警がこの漫画の作者に申し入れをした。模倣した犯罪が起きないように配慮してほしいという内容だった。共同通信などが報じた。

埼玉新聞によると、別の強制わいせつ容疑などで逮捕されていた草加市の無職の男(35)が、強制わいせつと住居侵入の疑いで6月12日、埼玉県警に再逮捕された。

ハフポストが埼玉県警に取材したところ、男は2016年1月8日、草加市内の民家に「世の中の放射能を調べる調査をしたいから入っていいですか」などと言って侵入。10代女性に対し「身体検査をするね」「死にたくなければ声を出さないで」などと脅して身体を触った疑いがもたれている。

捜査関係者の情報として埼玉新聞が報じたところによると、男は「性的欲求を満たしたかった」などと容疑を認めており、東京都内の男性漫画家が描いた成年向け同人誌を模倣して犯行に及んだという。この漫画は、「放射能検査」と称して女児宅に侵入した男がみだらな行為をする内容だった。

毎日新聞によると、埼玉県警は6月7日に漫画家を訪ね、作品内容が模倣されないような配慮と、作中の行為が犯罪に当たると注意喚起を促すことなどを要請したという。

犯罪に模倣されたとして著作物の作者に申し入れをするのは異例と、埼玉新聞は報じている。