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北朝鮮のミサイル、ロフテッド軌道で発射か 40分間飛行して日本海の排他的経済水域(EEZ)に着水した可能性【UPDATE】

2017年07月03日 22時14分 JST | 更新 2017年07月04日 14時44分 JST

首相官邸は7月4日午前、北朝鮮から日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水する可能性があるミサイルが発射されたと発表した。

聯合ニュースも韓国軍の情報として、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと速報を出している

海上保安庁は、午前10時に航行警報を出して、船舶に対し注意して航行するとともに、落下物を発見した場合は近づかずに海上保安庁に通報するよう呼びかけている。

日本政府の菅義偉官房長官は午前10時すぎに記者会見を開き、「本日9時39分ごろ北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、約40分間飛翔し、日本海の我が国の排他的経済水域内に落下したと見られます。なお現時点において、付近を航行する航空機や船舶への被害報告等の情報は確認されていません」と話した。

また、安倍首相は記者団に対して「北朝鮮がまたもや弾道ミサイルの発射を強行しました。たびかさなる国際社会の警告を無視するものであります。今回のミサイル発射はさらに脅威が増したことを明確に示すものです」と、北朝鮮を厳しく非難した。


■ロフテッド軌道で発射か?

北朝鮮は5月、弾道ミサイルを非常に高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射していた。今回も飛距離の割に飛翔時間が長いことから、ロフテッド軌道で打ち上げた可能性が出ている。NHK国際部の塚本壮一氏は、同局のニュース番組の中で以下のように解説した。

「5月24日に北朝鮮が火星12型という弾道ミサイルを発射したことを30分飛翔したんですね。このときは今回と同じ平安北道から発射したんですが、普通の角度ではなくて、非常に高い角度から打ち上げるロフテッド軌道と言われる特別な打ち方で発射したんです」

「そのときは高度2000キロを超えたんですが、今回は40分間飛翔したということであれば、非常に高い角度で打ち上げた可能性があります。今回発射されたのは火星12型かはまだ分かりませんが、同じような打ち方をした可能性があります」


■排他的経済水域(EEZ)とは?

排他的経済水域とは、領海の基準となる線から200海里(約370キロ)外側までの海域(ただし領海はのぞく)を指す。

海域の海底やさらにその下も含まれ、水産資源の獲得や鉱物資源などの開発、人工島などの建設が、他国の干渉を受けずに独占的にできる。

排他的経済水域は国連海洋法条約に基づいて設定され、英語ではExclusive Economic Zone(EEZ)と呼ぶ。EEZ内では漁業など、経済活動が活発に行われており、この海域へのミサイル着水は公海に落下するよりも安全、主権の両面でより深刻な事態と言える。

海上保安庁によると、海域をめぐる主な分類は、領土に近い方から領海(12海里=約22キロ)、接続水域(24海里=約44キロ)、EEZとなり、その外側に公海が広がる。

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出典:海上保安庁ホームページ(http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/ryokai_setsuzoku.html