伊藤若冲の墨画発見　1500万円の評価額ついた鶏図

旧家でみつかった伊藤若冲の鶏図（とりず）＝香川県・本島

若冲の墨画発見所有者「酉年にケッコーなお墨付き」

瀬戸内海で活躍した塩飽（しわく）水軍の本拠地、香川県丸亀市の本島にある旧家で、江戸時代の画家、伊藤若冲（１７１６～１８００）の墨画が見つかった。

鶏を描いた左右一対の掛け物で、雄がひなと雌を見守っている。テレビの鑑定番組で「本物」と判定され、１５００万円の評価額が示された。

５０年以上蔵で眠っていたが、所有する水軍の子孫で海運会社長の吉田稔さん（６３）が応募。吉田さんは「酉年（とりどし）にケッコーなお墨付きをいただきました」。

（朝日新聞デジタル 2017年07月03日 19時58分)

関連ニュース

(朝日新聞社提供)

▼「伊藤若冲」画像集が開きます▼

【※】スライドショーが表示されない場合は、こちらへ

【関連記事】

若冲展に長蛇の列、4時間待ち「なんで...」給水スポットも出現（動画）

注目記事