台風3号、関東に雨雲かかるのはいつごろ? 列島横断で紀伊半島に再上陸

九州、四国を横切った台風3号は、7月4日午後5時前、和歌山県田辺市付近に再び上陸した。

九州、四国を通過した台風3号は、7月4日午後5時前、和歌山県田辺市付近に再び上陸した。

NHKの首都圏ニュースによると、台風3号は4日夜遅くから5日未明にかけて関東地方に最も近づく見込み。伊豆諸島や関東南部の沿岸で風が強まり、局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあるという。

台風3号は午前8時ごろ、長崎市付近に上陸して九州を通過。正午すぎ、四国の愛媛県宇和島市付近に再び上陸していた。

7月4日午後5時現在の台風3号の進路予想(気象庁の公式サイトより)

気象庁によると午後5時現在、台風3号は田辺市周辺を東北東の方向に時速65キロで進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルだ。

中心の南東側170キロと北西側110キロ圏内では風速15メートル以上の強風が吹いている。

■関東では午後9時前後から台風本体の雨雲が…

NHKニュースは、台風3号がこのあと本州の太平洋沿岸を東へ進む見込みで、近畿では午後6時以降に数時間、東海では夜遅くにかけて、伊豆諸島では5日未明にかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがあると報じている。

日本気象協会の気象予報士、木村健一氏によると、関東には午後9時前後から台風本体の雨雲がかかる見込み。台風に近い神奈川県や千葉県では、雷を伴って滝のような雨の降る所があり、東京都心でも、発達した雨雲がかかるという。

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