「ドリカムアレルギー」ってなに? マツコの番組で話題に。ポイントは『歌詞の世界観』

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DREAMS COME TRUE YOSHIDA
吉田美和さん(2005年撮影) | Jun Sato via Getty Images
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7月7日は、「ドリカムの日」だ。
由来となっているのは、吉田美和さん・中村正人さんからなるバンド・DREAMS COME TRUE(略称ドリカム)。2015年から2年連続で7月7日にアルバムを発表し、『7月7日、晴れ』という曲をリリースするなど、七夕と深い縁を持つとして2016年、日本記念日協会により認定された

2017年のこの日、同バンドは3年ぶりにオリジナルアルバム『THE DREAM QUEST』を10月に発売すると発表した。また、大阪では「ドリカムの日」を記念した花火大会も実施される

ドリカムは、日本を代表するバンドのひとつで、CD総売上は5500万枚以上を誇る。結成当時の女性1人・男性2人の編成を「ドリカム編成」と形容されるなど、音楽業界に多大な影響を与えるバンドだ。

これまで『LOVE LOVE LOVE』『うれしい!たのしい!大好き!』『何度でも』など数多くのヒット曲を生み出し、たくさんの人を歌のパワーで勇気付けてきたドリカムだが、4月中旬ごろ、「ドリカムアレルギー」という言葉がネット上を中心に話題になった。

■ドリカムアレルギーって...なに?

ドリカムアレルギーとは、ドリカムに対する「拒否反応」を表す言葉だ。

この言葉が広まったきっかけは、2017年4月18日に放送されたトークバラエティ番組「マツコの知らない世界」(TBS系)。番組は、毎週"〇〇の世界"と銘打ち、ゲストがマツコ・デラックスさんにそのテーマについて熱い想いをプレゼンしていくという内容。

4月18日に放送された回のテーマは、『ドリカムの世界』。ゲストはDREAMS COME TRUEのリーダーでベーシストの中村正人さんだった。中村さんは、コーナー冒頭でマツコさんが別番組「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)で"アンチドリカム"的な発言をしていたことに触れ、マツコさんの「ドリカムアレルギーをなんとかしたい」と熱弁した。

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ドリカムの吉田美和さんと中村正人さん。(2015年11月12日撮影)

マツコさんは『怒り新党』で、ドリカムのヒット曲『未来予想図II』(1989年リリース)に登場する歌詞のフレーズについて"物申した"という。"いつもブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン"という歌詞について、「あんなのは北海道の山の中で猛吹雪だから、ブレーキランプ5回踏まなきゃわからなかったんだ」と発言したと振り返った。

マツコさんによると、ドリカムアレルギーが起きる原因は、『歌詞の世界観』だという。「あたしみたいな人は、どうあがいてもあの歌詞の世界にはいけないわけじゃないですか。そういう人間からすると、完全な夢を聞かされているような気分になるんです」と語った。

さらに、自身や共演者の有吉弘行さんを例に挙げ、「斜に構えて生きている人たちが、幸せな人に対して『てめぇみたいな女がドリカム聴いてるんだよ!』みたいなね...そういうのがこう、あるんですよ」と説明。ドリカムは嫌いではない、悪意はないと前置きした上で、「ドリカムを好きって言う人は、幸福の象徴のひとつだと思うんですよ」と持論を展開した。

■人によって、いろんな「アレルギー」がある

番組放送中は、「ドリカムアレルギー」がTwitterでトレンド入りするほど反響を呼んだ。マツコさんと同じように、ドリカムの歌詞に込められた"ポジティブ"な世界観に拒否反応を示すという声が多く寄せられた。

話は広がっていき、ドリカムに限らず、他のアーティストに「アレルギー反応」を起こすという声も多数寄せられた。一例として、歌手の西野カナさん、ダンス&ボーカルグループのEXILE、フォークデュオのゆず、歌手のaikoなどさまざまな人気アーティストが挙がった。

しかし中村さんによると、ドリカムのボーカル・吉田美和さんは、"ポジティブ"な女性という世間のイメージに反して実際は「ポジティブではない」という。異常な人見知りで、出会った時は「真っ黒な服を着ていて無口」だったと振り返った。イメージとのギャップに、マツコさんも驚いた様子だった。

ネット上では、中村さんの言葉に同調するように、「キラキラな歌は確かにそんなに好きじゃないけど、失恋の歌や上手くいかない恋とか胸が締め付けられる様なしんどい恋愛の歌ばっかりで共感できるんだけどなぁ」とドリカムに対する世間のイメージとのギャップに疑問を呈す声もあった。

dreams come true yoshida

ポジティブな曲、ネガティブな曲、"恋愛至上主義"な曲、悲恋を歌った曲...。

どんな音楽、ミュージシャンを好きになるかは、人それぞれだ。「アレルギー」という言葉は少しネガティブなイメージがあるが、そういった切り口で音楽について語り合うのも、おもしろいかもしれない。


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