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前川喜平氏、怒りの反論「そんな事実ない」 菅官房長官に憤る【加計学園問題で閉会中審査】

2017年07月10日 16時20分 JST

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7月10日の国会の閉会中審査に出席した前川喜平氏(左)と菅義偉官庁長官

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる7月10日の閉会中審査は、午前の衆院から午後の参院にバトンが移った。

民進党の蓮舫代表が、参考人として主席した前川喜平・前文部科学事務次官が「地位に恋々としがみついていた」とする菅義偉官房長官の発言について事実か問われ、「そのような事実はございません」と怒りをこめて反論する一幕があった。

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■前川氏「そのような事実はございません」

蓮舫氏と菅官房長官、前川氏らの閉会中審査でのやり取りは以下の通り。質問者の蓮舫氏は「関係者が3人だけなのに、全く言ってることが真逆」と最後、呆れた様子で言い、キーパーソンの杉田和博・官房副長官らの証人喚問を求めた。

蓮舫氏:そもそも菅長官は、前川参考人と食い違っていることがあるんですが、人事情報というのはセンシティブな問題なので確認させてください。菅長官は前川参考人が「地位に恋々としがみついていた」と言ってましたが、そうなんですか?

菅氏:私はそう思って申し上げました。

蓮舫氏:前川参考人に聞きます。「3月末まで次官を続けたい」と申し出たと菅官房長官は明言しましたが、そのような申し出は行ったのか?

前川氏:そのような事実はございません。

蓮舫氏:菅長官、言っていることが食い違っています。

菅氏:私は事実に基づいて発言しております。私が承知している事実ですが、天下り問題が大きな問題になっていた昨年12月ごろ、杉田官房副長官の求めに応じて、(前川氏が)説明に来ました。進退についての意向を示さなかったということでした。

そして1月上旬に文科省の事務方から官邸に、前川氏の定年延長について話があったそうです。事務次官は通常、定年の方は3月いっぱいまでですが、国会終了前にやっていただくのが通例です。1月上旬にその手続きについて問い合わせがあったそうです。杉田副長官からは「前川氏は責任を持ってやめるべきだし、定年延長は難しい」と述べたと報告を受けています。

その後、杉田副長官が前川氏本人に、天下りの処分について「事務方のトップが責任を取ることを前提に議論しなきゃいけない」と話したところ、前川氏から「せめて定年期限の3月まで次官を続けさせてほしい」という話があった。杉田副長官からは「それは無理だ」と回答し、私にも報告がありました。私は「当然自らお辞めになるべきだろう」と申し上げました。

蓮舫氏:前川参考人に伺います。「3月末までに次官を続けさせて欲しい」と。誰が間違ったことを言っているんですか?

前川氏:どこが間違っているのか、私には分かりませんが、今、官房長官がおっしゃった経緯は全く事実と反します。

(場内が野次で一瞬騒然)

蓮舫氏:菅長官は本当のことを話していますか?

菅氏:杉田副長官と確認した上で話しております。1月の上旬の時点で副長官がその都度報告がありました。「恋々と」と言う言葉を使った次第です。

蓮舫氏:平等に確認します。前川参考人、本当のことを話していますか?

前川氏:私はこの件で杉田副長官のところへ何度か足を運んでおります。(2016年)12月の終わり頃、杉田副長官からお呼び出しを受けて夜間に伺いました。文部科学省の再就職規制違反の問題で、文部科学省として監視委員会に提出するメールをどうするかという問題について伺いました。文部科学省は他府省に絡むものも含めて提出する予定でしたが「他府省に絡むものは出すな」という指示が杉田副長官からありました。

その当時、まだ調査が進行中でした。その際に私が責任をどうするかと申し上げる段階ではなかった。1月4日の時点では私は自分の心の中では、引責辞任を決意しておりました。また私の親しい文部科学省の幹部に、そのことを伝えてあります。翌日の1月5日には(文部科学)大臣にその旨を申し上げました。私の方から「責任を取って辞めたい」と伝えたところ「内閣官房に行って杉田副長官と相談して来い」ということになったので、内閣官房に行って「自ら辞めたい」と申し上げました。

その時点においては文部科学省の処分はどうするかは決まってなかったですけど、私は甘んじて処分を受ける決意でした。以上が私の知っている限りの経緯でありまして、私自身から「定年延長をして欲しい」とか「3月まではせめて在任したい」とか言ったことは全くありません。

蓮舫氏:関係者が10人、100人いるのなら分かりますが、今の話は関係者がたった3人しかいません。前川参考人、菅長官、杉田副長官の3人だけです。なのに、全く言ってることが真逆です。