九州豪雨から1週間、死者は29人に。不明21人の捜索続く

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川幅が広がった川を捜索する自衛隊員=12日午前8時17分、福岡県朝倉市杷木星丸、長沢幹城撮影 | 朝日新聞社
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九州豪雨から1週間 死者29人、不明21人の捜索懸命

 記録的な大雨を観測した九州北部の豪雨災害は12日、発生から1週間を迎えた。福岡県朝倉市では自衛隊や警察などが、連絡の取れない人らの自宅周辺を集中的に捜索。新たに4人が心肺停止状態で見つかり、いずれも死亡が確認された。福岡、大分両県での豪雨による死者は計29人。福岡県内では朝倉市で20人、うきは市で1人と依然連絡が取れなくなっている。

 福岡県東峰(とうほう)村では9日に見つかった遺体の身元が、同村宝珠山の熊谷(くまがえ)みな子さん(66)と判明した。死因は窒息死。これで同村の行方不明者はいなくなった。

 朝倉市では、自衛隊や消防、警察など計約2400人が捜索に当たった。うち約800人の自衛隊員が朝倉市杷木(はき)松末(ますえ)などで連絡が取れない人の自宅11カ所を集中捜索した。市の担当者は「これまで広域的に捜索していたが、時間の経過もあり、住宅の土砂をかき出して見つけたい」と話した。

 県警によると、朝倉市杷木地区で12日、男性2人と女性1人、性別不明の1人の計4人が、がれきや流木などの堆積(たいせき)物の中などから相次いで見つかり、死亡が確認された。いずれも死因は窒息死。

 一方、計110人が孤立していた大分県日田市の4地区は12日に住民や行政の車両通行が可能になった。これにより被災地での孤立者はゼロになった。

 避難者は、福岡県の午後6時のまとめで1040人。大分県では午後3時半現在、270人いる。

(朝日新聞デジタル 2017年07月12日 23時15分)
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(朝日新聞社提供)

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