北朝鮮 「寝言のような詭弁」 韓国大統領の南北会談呼びかけを批判

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MOON JAE IN
SEOUL, SOUTH KOREA - JULY 04: In this handout photo released by the South Korean Presidential Blue House, South Korean President Moon Jae-in speaks as he presides over a meeting of the National Security Council at the presidential Blue House on July 4, 2017 in Seoul, South Korea. North Korea fired an unidentified ballistic missile on Tuesday from a location near the North's border with China into waters at Japan's exclusive economic zone, east of the Korean Peninsula, according to reports. The | Handout via Getty Images
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文大統領の南北会談呼びかけ「寝言のよう」 北朝鮮

 北朝鮮の「労働新聞」(電子版)は15日、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が6日にベルリンで行った南北首脳会談の呼びかけを含む南北関係の演説について「朝鮮半島の平和や関係改善に助けになるどころか、寝言のような詭弁(きべん)が列挙されている」と批判する一方、「前任者(朴槿恵前大統領)らと異なる立場が込められている」と評価した。北朝鮮が文氏のベルリンでの演説に反応したのは初めて。

 同紙は、文氏が演説で「条件が整えば金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長と会う用意がある」と述べたことについて、「条件とは、我々が核を放棄する意思を示すべきだというもので、結局、米国と歩調を合わせて核廃棄を誘導し圧迫することに優先的な目的を置いている」などと非難。その上で、2000年と07年の南北首脳会談での共同宣言の尊重、履行に言及したことについては「前任者らと異なる立場が込められたのは幸いだ」と評価した。

 文政権は北朝鮮の反応にかかわらず、対話呼びかけを続ける方針。特に文氏が演説で10月開催を呼びかけた南北離散家族の再会行事については人道的措置として核・ミサイル問題とは関連づけず、「可能であればすぐにでも対話が必要」(趙明均(チョミョンギュン)統一相)とする。(ソウル=武田肇)

(朝日新聞デジタル 2017年07月15日 21時29分)
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