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「中傷に傷つかないふりはしなかった。なぜなら...」ミシェル・オバマ、ファーストレディー時代を語る

2017年07月28日 01時16分 JST

8年間ファーストレディ一として働いていた時に、一番傷付いたのは人種差別だった ―― 「アメリカ初の黒人ファーストレディ」というガラスの天井(マイノリティや女性の昇進や進出を阻む障壁)を破ったミシェル・オバマ氏が、8500人の聴衆を前にして語った。

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(Photo by Jason Bahr/Getty Images for The Women's Foundation of Colorado)

オバマ氏は7月25日、コロラド州デンバーでに開かれた「コロラド女性財団」の30周年記念イベントに出席した。

デンバー・ポスト紙によると、同財団のローレン・キャスティール理事長兼CEOから「破った天井から落ちてきたガラスの破片の中で、何が一番あなたを傷つけたか」と尋ねられたオバマ氏はこう答えた。

「一番深く刺さったガラスの破片は、意図的に私を傷つけようとした言葉です」

「8年間、この国のために自分に出来る全てを尽くしても、私の中身ではなく肌の色で判断する人たちがいます」

「意図的に傷つけようとした言葉」とは、猿と呼ばれたり体を馬鹿にされたりした中傷のことだ。

オバマ氏はファーストレディーだった時に、度重なる人種差別を受けてきた。

2016年にトランプ氏が大統領に当選した直後、同氏の勝利を祝うウェスト・バージニア州の職員が、Facebookでオバマ氏を「ヒールを履いた猿」と表現。投稿した本人とそれに好意的なコメントをした2人が州職員の仕事を辞めざるを得なくなった。

オバマ氏を中傷した投稿「おしゃれで、美しくて、気品のあるファーストレディーがホワイトハウスに戻ってくると思うと嬉しい。ヒールを履いた猿は見飽きた」

オバマ氏はファーストレディ時代も、どう人種差別に対処してきたかを語っている。

2016年4月のジャクソン州立大学卒業式では「彼らが低俗な攻撃をするのであれば、私たちは高尚な道を行く」「バラクと私は、そうすると決めました。そうやって、私たちは何年も健全な精神状態を保っています」とスピーチした。

25日のイベントでオバマ氏は、「中傷に傷ついていない振りはしなかった。それは中傷を見てみぬ振りをすることになるから」と明かした。

「女性は色々な形で傷に耐えていて、時には傷に気が付いていないことさえもあります。私たちは小さな傷をたくさん抱え、毎日血を流しながら生きています。そうしながら立ち上がるのです」

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(Photo by Jason Bahr/Getty Images for The Women's Foundation of Colorado)

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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オバマ大統領とミシェル夫人


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