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石原慎太郎氏「女装した男のタレント、世の中が狂ってきた」と差別発言⇒高須クリニック院長ら反論

2017年08月03日 23時00分 JST | 更新 2017年08月04日 19時54分 JST
時事通信社

石原慎太郎氏のTwitterに「女装した男のタレントが大流行」しているとして、「世の中が衰退し、狂ってきた証なのだろうか」と差別的な発言が投稿され、批判を浴びている。

石原氏は都議会の証人喚問で脳梗塞で「平仮名さえ忘れました」と3月に発言しているため、本人が直接投稿したものかは不明だ。しかし、アカウントには公式マークがついている。

石原氏は女性や外国人に対する差別発言を過去にも度々公言していることで知られるが、同性愛者やLGBTQの当事者らへの差別発言も過去に繰り返している。

Twitter投稿と同様の発言を石原氏は2010年にもしており、当時も大きな批判を浴びていた。

抗議声明を発表しているヒューマンライツ・ウォッチによると、石原氏は都知事時代の2010年12月3日、都青少年健全育成条例改正案に関する意見を述べた際に「(この条例は)子どもだけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている」と発言した。

また、2010年の12月7日にも重ねて、報道陣にこの発言の意図を問われて、同性愛者について「男のペア、女のペアがあるけど、どこか足りない感じがする。それは遺伝とかのせいだろう。マイノリティーで気の毒ですよ」などと発言した。また「それをことさら売り物にしてテレビでどうこうするのは、外国では例がない」などと話した。(朝日新聞2010年12月8日朝刊都内版)

ヒューマンライツ・ウォッチは石原氏の度重なる差別発言を受けて、2011年2月の段階で「レズビアンとゲイの人びとを中傷した発言を直ちに撤回するべきである」とする声明を発表している。

■高須クリニック院長、「女装」は最近に限ったことではないと反論

一方、美容整形外科の高須クリニックは、オーストラリア出身の女装パフォーマー、レディー・ビアードさんをクリニックのコマーシャルに登用している。

高須克弥院長は、石原氏の発言に対して「歌舞伎の華は女形ですぜ。元禄時代が甦ってきたら嬉しいです」として、最近の流行ではないと反論。

レディー・ビアードさんのコマーシャル動画も投稿して「女装男子の真の姿はこうです」と訴えている。