「おっぱいの大きさに応じて値引きします!」中国のキャンペーンが物議

Aカップのブラを着用する女性は5パーセントの値引を受けるが、Gカップのブラを着用する女性は65パーセントの値引を受ける。
woman measured her huge breast with a measuring tape
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VladimirFLoyd via Getty Images

バストが大きいほど、値引幅が大きくなる ―。 中国・浙江省のある食堂が行ったキャンペーンが物議を醸している。

挑戦的な値引きキャンペーンを始めた「トレンディ・シュリンプ」に憤る地元の人々は、これが「差別的であり」「低俗だ」と主張している。

トレンディ・シュリンプは、杭州市の中心部のショッピングモール内に位置している。潜江イブニングポストによると、6月31日、同店舗の外に掲示したポスターで風変わりな値引の宣伝が行われた。

「街全体がバストを見ている」と書かれた店の前のプラカードは、様々なバストサイズの女性の姿を描いたイメージと、ブラのサイズに応じて女性がどれほど値引を受けられるかを示した表が含まれているのが特徴だ。

ポスターに書かれた情報によると、この食堂では、すべてのブラのサイズの女性がなんらかの値引を受けることができるが、その割合が大きく異なる。

Aカップのブラを着用する女性は5パーセントの値引を受けるが、Gカップのブラを着用する女性は65パーセントの値引を受ける。

食堂の経営者のラン・シェンガン氏によると、このポスターは大衆の反発を買い、数日後に撤去された。

だが、経営者はこのキャンペーンを擁護し、客の反応は肯定的なものだったと主張している。「キャンペーンが始まるとすぐに、お客さんの数は約20パーセント増えました」と彼はBBCに語った。

「来店されたお客さんはとても堂々としていましたよ、何を隠すこともなく」と彼は話した。

性差別的な値引きキャンペーンについては、男性客を対象に18%の「性別差税」を徴収すると宣言したオーストラリアの「ハンサム・ハー・カフェ」にも今月、批判が殺到する事件があった。この店の狙いは「賃金の格差への認識を広める」ことだったという。

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ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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