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オバマ氏「他人を憎むように生まれついた人間などいない」 白人至上主義者と反対派の衝突にマンデラ氏を引用

2017年08月14日 01時56分 JST
Kevin Lamarque / Reuters
U.S. President Barack Obama holds a press conference at the conclusion of the APEC Summit in Lima, Peru November 20, 2016. REUTERS/Kevin Lamarque

アメリカ南部・バージニア州のシャーロッツビルで8月12日、白人至上主義者やネオナチの支持者らと反対派の間で激しい衝突が起き、1人が死亡、少なくとも35人が負傷した。

アメリカのバラク・オバマ元大統領は同日、この事件に対し、人種差別の排除運動に尽力した南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の発言を引用してTwitterでコメントした。

肌の色や出自や信仰の違う他人を、憎むように生まれついた人間などいない。人は憎むことを学ぶのだ。そして、憎むことを学べるのならば、愛することも学べるだろう。愛は憎しみよりももっと自然に、人の心に根付くはずだ。―ネルソン・マンデラ

オバマ氏は、上のようにツイートした。

この言葉は、マンデラ氏の自叙伝『自由への長い道』からの引用だ。オバマ氏は一連のツイートに、自身がメリーランド州ベセスダの養護施設に子どもたちを訪ねた時の写真を添えた。

ドナルド・トランプ大統領は、シャーロッツビルで起こった白人至上主義者と反対派の衝突に対する声明の中で、オバマ氏に触れていた。

「様々な側から(on many sides)もたらされる憎悪、偏見、暴力に、可能なかぎり最も強い言葉による抗議を表明する。これらは、様々な側からもたらされたものだ」。トランプ氏は12日土曜日、こう語った。「この問題はもうずっと長い間、私たちの国に存在している。トランプだオバマだというのではない、長い間、ほんとうに長い間あり続けている問題なのだ」

シャーロッツビル地域では12日、少なくとも3人が死亡した。32歳の女性が、反レイシズム団体に突っ込んできた自動車の犠牲になったほか、シャーロッツビル近郊で起きたヘリコプター墜落事故でも2人が亡くなった。AP通信の報道によると、ヘリコプター事故は何らかの形でシャーロッツビルでの暴動に関連しているとされるが、詳細は明らかになっていない。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。