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テイラー・スウィフト、たった1ドルを求めたセクハラ裁判で勝訴 「私の望みは...」

2017年08月15日 15時24分 JST | 更新 2017年08月15日 23時29分 JST
Suzanne Plunkett / Reuters
Singer Taylor Swift arrives for the BRIT music awards at the O2 Arena in Greenwich, London, February 25, 2015. REUTERS/Suzanne Plunkett (BRITAIN - Tags: ENTERTAINMENT)

アメリカの歌手テイラー・スウィフトさん(27)が、写真撮影中に体を触られたとして元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーさん(55)と争っていたセクハラ裁判で、コロラド州デンバーの裁判所は8月14日、スウィフトさんの主張を認める判決を下した。

この判決でスウィフトさんには、損害賠償として要求していた1ドル(約110円)が支払われることになった。ロイター通信などが報じた。

スウィフトさんは、ミューラーさんとの裁判を2015年の秋から続けている。発端となった出来事は、2013年6月、コンサートのステージ裏で起きた。スウィフトさんの主張によると、写真撮影の際にミューラーさんがスウィフトさんのスカートの下に手を入れ、お尻をつかんだという。TMZがこの時の写真を報じている。

スウィフトさんがこのことをミューラーさんの番組の関係者に報告したところ、ラジオ局は社内調査を行い、ミューラーさんを解雇した。しかし、ミューラーさんは事実を否定。2015年にスウィフトさんや家族に対して訴訟を起こした。ミューラーさんはスウィフトさんの誤った訴えによってラジオ局を解雇されたとして、300万ドル(約3億2800万円)の賠償を求めた

これに対して、スウィフトさんも反訴。ミューラーさんにセクハラを受けたと訴えていた。

2017年8月10日の弁論で、スウィフトさんはセクハラ被害者として証言台に立ち、ミューラーさんの行為について、「あれは、確実に“掴む”という動きでした。彼はとても長い間、掴んでいました」などと証言した

ミューラーさん側は否定したが、スウィフトさんによってミューラーさんが解雇されたという証明ができなかったとして、連邦地裁判事は11日、この訴えを棄却した

スウィフトさんが今回の訴訟で要求したのは、たった1ドルだった。その理由についてスウィフトさんは、「女性がちゃんと声を上げられることを示したい」と、弁護人を通して説明している

taylor swift

8月14日、法廷で最終弁論を聞くテイラー・スウィフトさんのスケッチ。

この判決を受けてスウィフトさんは、以下の声明を発表した

「私は自分が人生や社会で恵まれていることは承知しています。また、このような裁判で自分を弁護するために必要な莫大な費用を負担できる能力においても、恵まれているということも認識しています」

「私の望みは、社会が耳を傾けるべき声を持っている人を助けることです。そのために、近い将来、性的暴行被害者の弁護を支援する複数の団体に寄付をしたいと思います」


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テイラー・スウィフトさん、1ドル求める「セクハラ訴訟」で有利に。DJ側の訴えが棄却される