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菅井竜也七段、羽生三冠を破り「王位」を獲得 平成生まれ初タイトルを決めた昼食は…

羽生善治三冠は5年ぶりに「二冠」となる。

2017年08月30日 17時39分 JST | 更新 2017年08月30日 17時55分 JST
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菅井竜也七段

第58期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)第5局が8月29〜30日に徳島市の「渭水苑」で行われ、挑戦者の菅井竜也七段(25)が羽生善治三冠(46=王位・王座・棋聖)を破り、初のタイトルを獲得した。

菅井新王位の戦績は4勝1敗。今回の王位戦は初のタイトル戦だったが、棋界最強とも言われる羽生前王位を相手に開幕2連勝で好発信。第3局で敗れたが、その後にまた2連勝。羽生前王位の7連覇を阻んだ。

羽生前王位は過去に1994年〜2002年、2005年〜2007年、直近でも2012年から王位を保持していたが、防衛を果たせなかったことで5年ぶりに「二冠」となる。

タイトル獲得を決めた第5局2日目、菅井新王位の昼食は前日に引き続き「天ぷらうどん」、羽生前王位は「松花堂弁当」だった。

菅井新王位は岡山市出身。1992年生まれの関西将棋界における若手実力派の一人。軽快な振り飛車が持ち味だ。

2003年に小学生の棋戦で優勝するなど、アマチュア時代から注目されていた。2004年、井上慶太八段に弟子入り。2010年、プロ棋士養成機関「奨励会」三段から四段に昇格しプロ入りした。

将棋界には現在8つのタイトル(竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・王将・棋聖)がある。菅井新王位は、平成生まれの棋士で初めてタイトルを獲得した棋士となった。