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週休3日ってどうですか? → 給料5分の1カットでも「安心する」

「週休3日にしても、仕事量を変えるわけではありません」

2017年09月01日 17時04分 JST | 更新 2017年09月01日 17時30分 JST
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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命(ひまわり生命)が9月1日から、希望者を対象に週休3日制導入した。週休3日になると給料は2割カットされるが、取得する人も早速出ているという。

どんな制度で、どういった経緯で導入したのか、企業の担当者に話を聞いた。

■どんな制度?

新制度は、育児や介護に携わる社員を支援することが目的で、土日以外の1日を「特定育児休日」または「特定介護休日」として取得できる。

副業などの理由での取得は認められないが、条件が合えば、職種に関係なく申請できる。育児は小学3年までの子どもがいる人が対象で、介護は、受ける人の年齢や範囲は問わない。

制度を利用する期間に制限はなく、1カ月単位で申請できる。例えば、子どもが休みの期間中だけ、制度を利用することも可能だ。

休日希望日の1カ月前までに申請する。勤務する日の労働時間は変えないが、時短制度との併用もできるようになっている。給与は勤務1日分にあたる5分の1がカットされる。

■取得状況は?

ひまわり生命の広報担当者によると、実際に9月から週休3日にした社員は2人いるという。育児のために取得したという人は、水曜日を休みにすることを選んだ。

広報担当者はハフポスト日本版に、「週休3日にしても、仕事量を変えるわけではありません」と説明した。仕事内容を見直したり、やり方を工夫したりして業務の質を改善し、働き方につなげようというのが目的だ。

給料が2割カットされるが、社員からは「自分がこれから介護をする立場になったときに安心できる」などの声が上がり、好評だという。

同社は、夜7時以降の残業禁止や、テレワーク推進などもすすめており、毎月最終金曜日の午後3時以降を休みにする「プレミアムフライデー」では、休みを取得できる日を月末の金曜日に限定するだけでなく、どの週の金曜日でも取得できるような制度に変えた。

担当者は「複数の制度を組み合わせて、社員一人ひとりに合わせた働き方を選択できるようにしている」と話した。

「テレワークでは、管理職は必ず、月に1回はするようにしています。その結果、制度が社内に浸透し、社員の間ではテレワークがしやすい環境が生まれています。

週休3日制は、条件が限られていますので全員がそうなるわけではありませんが、利用したいと思ったときに言い出しやすいよう、社内でも随時、案内などしていくつもりです」。