ファウルボールを追いかけた大リーガー⇒その勢いでファンの少年とハグ

「目の前のファンとのハグは喜ばしい」。
エリック・アイバー内野手
エリック・アイバー内野手
USA Today Sports / Reuters

アメリカ大リーグ(MLB)で、選手のサプライズによってファンの少年との微笑ましい交流が生まれた。

観客席に飛び込んだファウルボールを追いかけた選手が、そのまま最前列にいた少年とハグを交わすという何とも微笑ましい様子を、 MLB動画サイト「Cut4」が紹介した。

機転の利いたファンサービスを披露したのは、サンディエゴ・パドレスのエリック・アイバー内野手。Cut4によると、本拠地で迎えた2日のドジャーズ戦で、3塁を守っていたアイバー選手は高々と上がったフライを追いかけたが、ボールは観客席に落ちた。

彼はボールを追いかけた勢いのまま、最前列にいたファンの少年に駆け寄ってハグをした。少年は突然のサプライズに一瞬驚いた様子を見せたが、あふれんばかりの笑顔でハグを返した。ファンの少年とアイバー選手選手の微笑ましい交流が、公開された動画に収められている。

アイバー選手は試合の後、通訳を介してハグについて次のように話した。「こんなことは僕にとって初めてだったけど、ベースボールプレーヤーとして、ファンがこんなにも目の前にいて、彼らとハグをするのは喜ばしいことだ」。

アイバー選手の粋な計らいに対して、Twitter上では「メジャーリーグにいる選手が私たちをファンとして愛してくれて、それを行動で示して少年に伝えるなんて素晴らしい」といった称賛の声が寄せられた。

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